カビが生えちゃうその前に。カメラの保存をお手軽なドライボックスにお任せ中。

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近年稀にみる雨続きで、さすがに心配になってドライボックスにカメラを入れることにしました。

今年は7月に入ってからほぼ毎日ずっと雨続きで、エアコンの除湿をかけてもいまいちジメジメしてて、部屋の湿度はずっと80%以上をキープしっぱなしでした。
湿度が高いとお肌が潤うのはいいのですが、ふと写真を撮る時に気がついたんです。
カメラ、ヤバくね・・・?

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もしレンズにカビが生えたら。

私のカメラといってもそれほどすごい高級カメラでもない・・とはいいつつも、カビが生えるのはさすがにショックです。とはいえ今まで保管に気を使ったことはなく、住んでいた環境がよかったのか、幸いカビの脅威にさらされたことはありませんでした。ですが、近頃の長引く雨でさすがに心配になりました。今年は7月ももうすぐ終わるっていうのに日差しを拝んだのは2日くらいしかなかったような。

ちょっと調べてみると、カビはカメラの外側よりもむしろレンズの内部に生えるというではないですか。
何故カメラのレンズにカビがはえるの?? | その他(趣味)のQ&A【OKWave】

外側の汚れならクリーナーで拭き取れますが、レンズの内部はさすがに知識も道具もない自分にはどうにもできないレベルです。 レンズによっては修理に出すだけでお値段も高額になることもあるらしいですし。

かといって、カビ生やして新しいレンズを買うという余裕は到底ないですし、防湿庫とまでいくのはちょっと予算的にもお部屋のスペース的にも厳しいですし。 せめてもの安心の為にドライボックスを買うことにしたのでした。

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キャパティ ドライボックスの概要。

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どういうのがいいのか迷いましたけど、結局お値段もお手頃なものにしました。amazonのレビューもよかったんですよねえ。ナカバヤシのキャパティ  ドライボックス8Lです。やや黒い透明のケースなので中身が見えやすいです。

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見るからに普通のプラスチックの箱なんですけども、フタにパッキンがついています。これが密閉効果を生み出しているわけですな。

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蓋の開閉は、弁当箱でも開けるような感覚で簡単に行えます。

そしてこのドライボックスには、

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湿度計が最初からついてます。他のメーカーのものも比べたんですけど、湿度計は別売りだったんですよね。

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ドライボックスの形状が湿度計がちょうど入れられる形になっています。これなら見やすくて良さげ。

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中にはトレイがありまして、ここにシリカゲル(乾燥剤)を置く仕組みとなっています 。 他にはこのトレイに充電器とかケーブルとか、ちょっとした小物も入れておけるのがよいですね。

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付属品として乾燥剤(シリカゲル)もついてます。一応中の粒の色が色がピンク色に変わったら電子レンジで乾燥させれば使い回しができるタイプのものです。 これお菓子についてくるのと同じ大きさなんですね。思ってたより小さいのでちょっと心配かも。

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トレイは箱の内側についている窪みに引っ掛ければよいというわけです。乾燥剤が直接カメラやレンズにつきません。

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ドライボックスの仕組みが分かったところで、カメラやレンズ、お掃除キットなどを一式入れておくことにしました。 写真はキャノンのEOS kiss X2ですが、レンズやフードを装着した状態のままでもゆっくり入ります。ダブルズームキッド分のレンズ2本は余裕で収納できますね。 ついでにレンズフードもすっぽり。
まだスペースに余裕があったのでで、コンパクトデジカメも一緒にいれることにしました。

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蓋をして完了です。この時の湿度は70%。カビがやってくる危険ゾーンバリバリ。早くサラサラにしてあげたいところ。
さて、これで箱の中の湿度はどうなるのでしょうか。

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一晩置いてみました。

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さて、ドライボックスの湿度は朝になってみると、50%近くまで見事に下がっていました。適正な湿度は40%~50%あたりです。まずまずの状態ですね。 小さな乾燥剤一個入れただけなのに、すごいですね。ちゃんと効いてる。

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しかし念のため、使い捨ての乾燥剤も買っておいたのは正解でした。 雨が続いていて外気の湿度も高いせいもあるのか、カメラを保管してから3日くらいで湿度計は65%くらいまであがってきてるじゃないですか。なんというジメジメ。

カメラ取り出すためにちょっぴり箱を開けたのも悪いんだと思いますが、付属でついてきたシリカゲルはすぐに色が変わってしまいました。なので、こっちの乾燥剤も追加しつつの調湿中です。

ともかくこれで湿度とホコリの心配はだいぶ少なくなりました。

乾燥させればいいってものではない。

さて湿度の脅威からは免れましたが、「乾燥した場所へカメラを置いておけばカビは生えない」とは言い切れないようです。

実際以下の話を読んで、やっぱりちゃんとカメラを保管することに決めたんですけども、いくつか勉強になった点がありました。

除湿だけじゃダメだった!レンズにカビが生えたのでトーリハンの防湿庫(H-110D)を買うまでレビュー - すしぱくの楽しければいいのです。
カメラって不思議なもので、その要所要所で必要になるレンズが増えていくと出番がなくなるレンズが出てくるわけですね。そんな可哀想な子を長期間放置していたら、いつの間にかダークサイド(カビが生えてた)に蝕まれておりまして、高い高い防湿庫(ドライ・...

レンズに生えるカビって乾燥に強かったりするそうです。かといってレンズは乾燥させすぎるとレンズに塗ってあるコーティング材が劣化して、逆にレンズが傷んでしまうんだとか。 じゃあドライボックスじゃダメなのかなあと、ションボリしてたんですけど、よくよくお店を見ると防カビ剤っていうのが売ってるんですよね。

↓というわけで、今後はこっちもうまく使ってみることにしました。

更にこんなものも見つけまして、

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100円ショップでもあるんですね。ダイソーで見つけました。一応防カビ効果もうたってます。せっかくなのでこれも使ってみてます。

なんだかんだと箱の開け閉めをしてると、一気に湿度計の数字があがるんですよね。で、ドライボックスの中の湿度がなかなか下がらない時に追加でポンといれてます。 これがまた結構な効き目で、湿度80%あったとしても、10分もたたないうちに40%くらいまで一気下がります。箱20Lでシート2枚使用します。私のは8Lなので、1枚で充分足りてます。

この乾燥剤も天日干しすると何回か使えるらしいですよ。梅雨があけたら、天日干しで再生させてみたいところですね。難点は、パッケージ袋にチャックがついていないのが惜しいですけど。 なので開封後はジップロックに入れて保存中です。

箱は安いけど管理がなー。

近頃ほんとに湿度が高くて、こまめに湿度計チェックして数日で乾燥剤入れなくちゃならないのはちょっと大変だなあと思いました。 梅雨があければもうちょっとよくなるのかなあ。それでも梅雨時期は外での撮影もめったにないですし、カバンの中に放置しておくよりはずっと安心なので、ないよりはあったほうが精神的によいですね。

ちなみに頻繁にカメラを使うのはもちろん、特に天気のいい日に外で使っていると、乾燥して日光にもあたって消毒になるらしいですよ。 特に意識はしていませんでしたが、定期的にカメラを使用していたのがたまたまカビが生えていなかったのかなあと、今頃になって思うのでした。外に出すと通気にもなりますしね。

それとちょっとシリカゲルについて詳しく書かれてる方もいて、なるほどーってなりました。

カメラの保管方法(ドライボックスは不要?必要?) (2/2) – カメラ全般 – 教えて!goo

というわけで、コスパもよさげなシリカゲルの購入も検討中であります。

他にもレンズやカメラが増えてくれば防湿庫もあこがれますけど、とりあえずはドライボックスで充分かなーと思ってます。

コメント

  1. えるび より:

    ハクバの乾燥剤と、ダイソーの「革製品・カメラ保存用」乾燥剤はB型シリカゲルです。
    一方、コスパもよさげなシリカゲルの購入も検討中のところで挙げられている「なんでも除湿シリカゲル」はA型シリカゲルです。
    ちなみにダイソーの「食品用」もA型です。

    特性が異なるので、使用する際は区別されたほうがよろしいかと思います。

    • ぴらめこ ぴらめこ より:

      えるびさん、コメントありがとうございます。
      実をいうとシリカゲルにA型とB型があることにあまり真剣に考えていなかったので、反省しています・・。
      なのでえるびさんのコメントをみて、これは・・と思い、昨晩シリカゲルについて調べてみて納得しました。

      いづれも入れっぱなしでOKということはないので湿度計をみながらの管理になりますが、特にA型は温度関係なく吸湿しまくるみたいなので、確かに状況に応じて使い分けないとまずい気がします・・。
      長期間使うなら調湿機能のあるB型の方、湿度の高い時期に頻繁に蓋を開けるならA型も検討する形でしょうか。

      カメラの管理について、今一度見直すいい機会になりました。ありがとうございました。

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