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その日常にはいつもドラマがある。有川浩さんの阪急電車を読みました。

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有川浩(ありかわひろ)さんの阪急電車、いい話ですね。とっても爽やかな気分になりました。(ちなみに写真はイメージですよ。)

私は小学生の頃から電車(私の住んでいたところで言うと電線はないので汽車になるんですけど)を、通学はもちろん友達と遊びに行くにも大事な足として使っていました。

すっかり大人になってしまった今となっては、車での移動ばっかりで1人で歌でも歌いながらドライブするのが楽しみだったりしてますけど、あの頃は田舎ならではの本数の少ない「汽車」が不便で仕方なく、自由の効かない交通手段に苛立ちを感じた時もありました。

しかし、のどかな「汽車」が別に嫌いなわけではなくて、汽車に乗ってしまえばその乗ってる時間が割と好きでもありました。なんだかんだいって今では良き思い出です。

 毎日乗っていると車掌さんとも顔見知りになりますし、何を話したか覚えていませんが会話も交わしていました。

同じ時刻の列車に乗り合わせると大人も学生も他人も友達も先輩も・・・など、いつもの顔ぶれがあって、座る位置がなんとなく決まっていて、あれはあれで独特の風景だったなと思いますけどね。

人口の少ないところですから、見慣れない人がいるとみんなジロジロ見ちゃうこともありますが、あれは別に悪気はないんですよ。新しい人がそこに居るのが珍しいだけで。

高校生の頃は「汽車」の中でテスト勉強に必死になったり、ウォークマンで音楽を聴きながら本を読んだり、友だちと恋の話で盛り上がったり。別にそれといった特別はない日常だったのですが、片道30分のローカル線での通学は、今の自分の一部を作ってくれたんだなあと思います。

こんな感じの列車でした。本当はもっと味のある車両だったんですけどね。
JR東日本キハ100系気動車 – Wikipedia

 

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阪急電車の今津線の話だけど、身近に感じました。

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(写真は宝塚駅。)photo byファイル:JR宝塚駅ホーム.JPG – Wikipedia

田舎のローカル線しか知らない私ですが、電車内で行き交う人たちの日常が繋がって行く様子は純粋にワクワクしてしまいました。

列車に乗り込んできた人たちのそれぞれの日常のはとても普通なんですけど、そこがよくて、あったかい気持ちになっていきました。私の中では、人との出会いが人生を変えていくことが多いので、いろいろと共感できた部分も多かったのかもしれませんが。こうして見てみると、小さな日常もドラマなんですよねえ。

甘酸っぱい部分もあり、人間模様が程よくて、素直にいい話だったなあと、清々しい気持ちで本を閉じました。久しぶりに読んでみた本が思いのほか面白かったので、これは自分の読んだ本のリストに残しておきます。

それと、知らなかったんですが、漫画や映画にもなってたお話なんですね。

しかし一番びっくりしたのは、作者の有川浩さんは女性だったということをあとがきで知ったことでしょうか・・。

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