現在サイトのリニューアル中につき、ちょいちょい表示に変更があります・・少々ご不便をおかけしますがご勘弁ください。

ゴールデンウィークに青森県十和田市の現代美術館へ行ってきました。

towadacity_00
こんないい所があったとは。十和田湖の奥入瀬渓流や青森県八戸市方面へお出かけの際はこっち方面も検討してみるのもおすすめです。

青森県十和田市は青森県のやや右寄りの位置にあります。

十和田市は、5000円札で有名な新渡戸稲造(にとべいなぞう)の祖父の新渡戸傳翁(にとべつとう)という方によって拓かれた町で、「碁盤の目」に区画されたとてもきれいな街並が印象的なところです。

このあたりの南部地方と言われているところでは平安・鎌倉時代から名馬が輩出されていて、この十和田市でも明治時代には軍馬育成所も開設。馬産地としても知られていたそうです。そんな歴史から官庁街通り(駒街道)は、馬にちなんだマンホールや蹄鉄など、そして馬のブロンズ像が所々に配置されています。

現代美術館の向かいあたりに観光案内所がありまして、そこのおばちゃんが気さくな方で一緒に通りを歩きながら、街の成り立ちについてさりげなく説明してくれました。

(参考:旧「十和田市」の歴史 | 十和田市

私は美術館までは車で秋田県側の十和田湖から奥入瀬渓流を通って十和田市へ向かいましたが、高速道路を使うなら、東北自動車道から安代JCTで八戸自動車道へ入り、八戸JCTを「八戸北」方面へ。
さらに進んで「下田百石IC」で降りて国道45号線から国道102号線を走って約20kmほどで到着します。

十和田湖から向かうなら、奥入瀬を通過して国道102号線めがけて走って十和田市内へ行くことになるのですが、十和田湖の道は結構ぐにゃぐにゃとした道なりです。
途中コンビニやトイレが頻繁にあるわけではないので、車酔いの心配がある方や小さなお子さんがいる場合など、休憩が必要になりそうであれば八戸方面から入る方が安全なような気もします。

下道使うと安上がりなんですけどね。ちなみに酸ヶ湯や八甲田越えも基本山道で結構気を遣う道なりなので、時間があって運転が好きなら別ですけど、八戸あたりまできたら、あとは下道を使うっていうのもありかなあ。

その他、青森市側や弘前市側から向かう場合は以下のページをご参照ください。

http://towadaartcenter.com/web/access3.html
スポンサーリンク
スポンサーリンク

松と桜とゆったりとした広さが印象深い官庁街通り。

towadacity_01
十和田市に行くなら気になっていたところが、この「官庁街通り」です。駒街道(こまかいどう)ともいうらしく、約1.1kmの通り沿いに桜と松の木が並んでいます。

どこかの桜ガイドにこの通りのことが紹介されているのを見たことがあって、ずっと気になってたんですよね。それでせっかくだし初めて足を運んでみたわけですが、写真で見るよりもずっといい、この街並みに一目ぼれしてしまいました。歴史を感じる立派な桜と松が並ぶ通りは歩道がとても広く、木陰を心地よく感じながら通りを歩くことができる大通り。

一般的に地方の官庁街というとそこだけなんか微妙に交通量が多く、建物も画一的で、その通りが面白いと思うことはないのですが・・・
なんでしょうか、十和田市の官庁街通りはとてもきれいで美しいんですよね。歩きたくなる道なんですよね。

towadacity_02
この通り沿いについている車止めにも色が違う馬のブロンズ像がそれぞれくっついているんですが、盗まれたり壊されたりとかしては付け直すから、新しいものや古いもので色が違うのよ、とおばちゃんは言っておりました。このきれいな通りを維持するのも苦労されているのですね・・。

towadacity_03
官庁街通りを歩いていると、少し広くなっている桜の広場に目が向きます。入口付近にある馬の蹄鉄の形をしたオブジェは3時ちょうどで音楽が流れてました。定時に流れるのかな。

towadacity_04
官庁街通りに加えてこの桜の広場にもたくさんの桜の木がありました。おそらくお花見会場ってやつですね。今年は桜が早く咲いちゃったのでやや新緑気味という微妙な葉桜でしたけど、今度来るときは花が見ごろの季節に来れたらいいなあ。

towadacity_05
ちなみに広場の入口あたりにあるこれは、1億円のトイレだそうで。暖房便座をつけたりするのにお金かかってそれほど豪華っていうわけでもないけど、って観光案内のおばちゃんがいってました。入ってみたけど、確かに普通に小奇麗なトイレだったかなー。

towadacity_06
官庁街通りをさらに歩き進めていくと馬がちらほら。他にも、アートなオブジェを随所に発見できます。途中にベンチがちょうどいい感覚であるんですよね。なので長時間歩くのがきつい親も休み休み歩くことができて、ゆっくり景色を楽しめると喜んでいました。

towadacity_07
なんかすごく自然に馬がいるんですよね。なじんでるというか。

towadacity_15
道沿いにはせせらぎや小さな滝(?)がありまして、涼しげな雰囲気もあります。

towadacity_16
祝日だっていうのもあるかもしれないですけども、大通りなのに穏やかな雰囲気なんですよね。あんまり車が走っていなくて寂しい、という表現よりも「穏やか」っていう方がしっくりくるんですよ。

十和田市現代美術館の世界感が楽しい。

十和田市現代美術館は中も外も楽しいです。

有料スペースの館内は撮影は禁止されているので写真付きでの説明はできませんが、難しい説明抜きで楽しめるアートがたくさん見られます。
常設展と企画展の両方を見られるセット券で大人一人1000円、高校生以下は無料で閲覧できました。(2016年5月現在。観覧料は企画展によって異なる場合もあるっぽいです。)

各部屋に入るとなんとも不思議で日常では味わえない空間が広がっていまして、目で見て楽しいのはもちろんですが、見る角度を変えても面白いですし、のぞいてみることで感じる空気があったりと体全体が刺激されるものがあるんですよね。

デートは言うまでもありませんが、一人でじっくり遊びにいくもよし。お子さんを連れたファミリーでも年配の方でも楽しめる美術館だと思いました。
我が家は娘や両親と一緒に行きましたけど、みんなついつい時間を忘れて見入ってしまいましたよ。

外にあるアートなオブジェは見るだけでなく、中に入ったり、座ったり、触れ合えたりできるものがあるのがまたいい。

towadacity_08
美術館の入口にはドーンと華やかな「フラワー・ホース」があるのですが、

towadacity_09
通りを挟んだ美術館の向かいにはアート広場があって草間彌生の水玉模様がかわいらしい作品に触れたり、

towadacity_10
ついつい入ってみたくなる、雲のようにモコモコした「ファット・ハウス」があったり、

towadacity_11
ムチムチした「ファット・カー」がなんとも微笑ましくなります。

towadacity_12
「ゴースト」も素敵。この大きさがまた盛り上がるじゃないですか。ちなみに右側にある四角い建物は公衆トイレ。トイレまでアート。中は普通だったんですけどもw

towadacity_14
ちょっと離れたところには、こんなのもあります。この怪しさが人を引き付けるのですよ。

towadacity_13
この日はたまたまかもしれないですけども、美術館の前では「10色アイス」(400円)なるものがありまして、駄菓子を思わせる懐かしい色と味わいを堪能しました。
なんとこれ全部違う味なのですよ。さっぱりとしたシャーベットアイスですね。

アイスを食べるなら美術館内にあるカフェにもソフトジェラート(380円)があるんですけども、これもまたミルク感たっぷりだけど後味がスッキリとしていて美味でありました。

http://towadaartcenter.com/web/towadaartcenter.html

ぜひ、ゆっくりと歩いてみてほしい。

そんなわけで十和田市は現代美術館はもちろん、官庁街通り近辺をゆっくりと歩いて街を散策するのが心地よいところでありました。美術館の中のアートも外のアートも正面からだけ見るのではなく、横や後ろに回ったり、中に入って不思議空間を憶えるのも非日常な感じでいいんですよこれが。楽しいのですよ。

天気の良い日にちょっと出かける、歩いてみる。急いで見に行くというより、ゆっくり時間をかけて見て歩く観光ができる場所ですね。

秋田県や岩手県はもちろん、青森県は青森市、弘前市、八戸市、五所川原などの主要な箇所は何度か遊びに行っていたんですが、十和田市のように歩くのが楽しい街はこの近辺ではすごく珍しいです。あまり大きく取り上げられているイメージもないので、ちょっとした穴場のような気もしますが、どうなんでしょう。
季節を変えてまた遊びに行きたいと思いました。今度は近くのお店でランチとかもしたいですしね。

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました