9年目で納得した手帳の使い方。

記事内には広告が含まれています。(管理人のやる気UPのため)ご理解の上、ご利用ください。

このブログを始めた頃(2012年)から本格的に手帳と向き合うようになりました。その前にもスケジュール管理として手帳は使っていましたけど、手帳を別の目線で考えるようになりこの記事を書いている時点で10年目。よくぞ飽きずにここまで続けたなと。

いろんなタイプの手帳を試しつつ、毎年買った手帳をブログで紹介しては使い方を模索していたのですが、気がつけば手帳を使うことが自然になりました。ここ数年は新しいタイプの手帳に切り替えたとしても、書き始めから馴染んでいるという不思議な感覚が起こっています。

どんな使い方をしていたらそうなったのか。手帳使いを長続きさせる使い方とはどうするのか。

フリーランスで仕事をこなしつつ、一応数個のブログを運営していて家事も普通にこなしている自分の手帳の書き方の話をしてみたいと思います。

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スケジュール管理だけではもったいない

「自分のための手帳」として活かししていくコツ。

受動的じゃなく能動的な活用を

この考え方が一番大事です。

受動的な内容ばかりでは、いったい自分は何のために今の仕事をしているのか分からなくなってきます。

能動的に使うとは、自分から」動く行動を入れること。

この「自分から」というところがポイント。

なんでもいいから自分から動いて達成していく経験を積み重ねることは自信につながっていきます。

普通にスケジュール管理もいいですが、それに加えて、仕事の好き嫌いは関係なくどこかで「自分のモチベーションがアップするような内容を入れていく」となおよし。そんな動きを手帳に入れると日常の風景が変わってきます。

仕事一つにしても、今の働き方をどうにかしたいから気をつけたい点を書き込むでもいいですし、勉強したいことがあるなら、覚える内容をメモするでもいい。趣味や遊びに力を入れるなら、準備段階をメモしてもいいし、欲しいものを調べるメモを入れるのもいいです。

せっかくの手帳に「やらされてる感」な部分は、できるだけ減らしましょう。

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書く時間は必ず取るようにする

手帳に書いてる時間がない。書くのが面倒。そんな時も確かにある。気分が向かない、忙しい、まあいろいろあります。人間だもの。でも・・・

時間は意地でも自分で作る。

これも重要です。

その手帳、合ってないのかも?

もしかしたら時間がとれないっていうより、その手帳が合わないだけかもしれません。別のパターンも試してみることをおすすめします。

出来るか出来ないかと気を揉んでてもどうにもなりません。とりあえずできそうな事は全て試してみるのはどうでしょうか。

Q
わざわざ取り出して書くのが面倒な場合は・・
A

携帯性重視の小さいものに変更する。

Q
うっかり書くのを忘れるなら・・
A

リマインダーでスマホのアラームをセットしてみる。意識的に何かの行動と抱き合わせにするのが自然で習慣化しやすくてオススメ。

Q
1冊使いきれるか心配なら・・
A

日付は自分で書き込むタイプにして、一定期間だけ使ってみる。安いノートタイプで短期間だけ使ってみる。

そもそも自分にとって何がネックになっているのか把握する必要がありますが、世の中にはこんなにいろんなタイプの手帳が溢れているわけで、一個くらい自分にあう物があってもおかしくないと思いませんか。

手帳がたくさん店頭に並ぶシーズンは10月後半あたり~年末までが一番多く、次に1月~4月くらいが1月はじまりと4月始まりの手帳を目にしやすくなります。(定番のものは年中置いてあったりします)

本屋、文房具屋へ立ち寄ってサンプルをチェックしてみましょう。できるだけ実物を見て、大きさや重量を確認しながら選んだほうが愛着がわきます。

記入時間を短くする工夫をしよう

書く時間をなんとかしたいなら、自分の動線を工夫するしかありません。
歯を磨くのが当たり前のように、どのタイミングでもいいから意地でも手帳を開く時間を意識付け。

アラームセットでもいいですし、動作に関連付けてもいい。どうにかしたいなら人のせいにしてないで、時間は自分で作るしか無いのです。

それには「手帳に書く内容を先に決める」ことが大事。

何でもかんでも書き込もうとすると書くたびに迷いが出て、だんだん面倒になってきます。

手帳になれない使い始めの頃は、書くべき内容の取捨選択に苦戦します。でも試行錯誤を繰り返していくうちに、まとまった時間を取らなくてもぺぺぺっと書いて終わるようになります。

日中の活動時間に内容をチェックする時間はたかだか数秒。リストのチェックだけなら毎日いける。

いつも同じことをやっていると身体が順応するのか、それが当たり前になってしまいます。そうなるまでが辛いとよく言いますけども、根付かせるためにはここで気合をいれるしかありません。

ただし日々の努力を良い方向へ向けていくためには、必ず考える時間を取らないと意味がありません。

私の場合は、週イチの頻度で次のやることを考えるために時間をかけるようにしています。

ちょっと考える時間をとるのは実作業に入る前の朝か、一区切りついた日の夜、または週の初めくらいでしょうか。月曜日の午前中は手帳と向き合ってる方が長いかも。日曜日に余裕があれば次の週のことを考えるけど、んー、その時によるなあ・・。考えるのは体力使うので、疲れていない時にやるのがいいです。

あまり細かいことを気にしない

こうして話していると、私という人は規則正しくみっちり手帳を埋めているような雰囲気が漂っていますが、いやいやいや・・・ないから。そういうの。

数週間書いてない時も余裕であるよ。

そんなに難しく考えなくても大丈夫。白紙なページが何だっていうんですか。誰が怒るんですか。怒られたってそんなことで怒るほうがおかしいから。もしその手帳が使いこなせなかったら何かが合っていなかっただけ。そのやり方はスパッと諦めて別の方法を試しましょう。

惰性で無理して書くくらいなら、いっそ短期集中で短期間だけ決めた方法を実践してみるっていう方法もあります。

最初からうまくいくだなんて思ってはいけません。何度もやり直しながら、自分の道を見つけるのです。

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個人的使用例

ちなみに2019年の私のメイン手帳は月間ブロックと週間レフト式がセットになっている高橋手帳No357「シャルム7」を使っていました。2020年は高橋手帳で同じシリーズのNo356「シャルム6」でリンクアップ式と呼ばれるものへ変えて使ってみました。

しかし2021年は、また高橋手帳のレフト式No357「シャルム7」へ戻しました。

わけがわからないですが、使っていたシャルムのシリーズの手帳については以下の記事にまとめました。

高橋手帳シャルムの使い方。 | ぴらめこな生活

ずっと前はEDiTを使っていました。その前は別のシリーズの高橋手帳を使っていたり、100円ショップで買ったものを使っていたりとタイプもその時の自分の状況により様々でした。

そうしていろんなタイプを巡らせている中で、レフト式を使ったときに何かが開けてきたような雰囲気がありました。おそらく、使い方がピッタリはまったんだと思います。

週間レフトのページの使い方

とにかく管理したいものをハッキリさせることは重要です。

以下の例はあくまでも2019年の私の場合は・・ってことですけども、私が管理したいことは以下に絞っていました。

週間レフトの左側

  • ブログの進捗
  • 請け負った仕事の進捗
  • 食べたもの(食べすぎ防止)
  • 雑用(家のこと、プライベートなこと、家族に関すること)

これらを区切りをつけてメモ。
ここをフリーダムにしちゃうと後で見返すのがストレスになるので、余計なことは書かないように努力してます。


大きく分けると仕事と私用の2つ。さらに分割して焦点を当てたいところだけ抜粋。今一番力を入れたいことは何かってことに焦点をあてています。

仕事メモ

ブログももはや仕事みたいなものなんですけど、請負のとはジャンルが違うので分けて考えてます。

雑用メモ

雑用は、家事のスケジューリングや家族絡みの内容。
家事は毎日のことじゃなくて、ある程度時間を取ってやらなくちゃならないようなこと。窓掃除とか大きな物をコインランドリーで洗うとか、ワックスがけなどの時間取られそうな家事仕事とか。

ほぼ毎日やるような買物、掃除、洗濯は大抵何かのついでにやってしまうことがほとんどなのであえて手帳に書くようなことはしてません。

私用なこと

食べたものを記録するのはそろそろ結構管理を考えたい年頃だからです。要はダイエットのための記録。後に運動の記録も取り入れたい。

週間レフトの右側

レフト式のフリーメモスペースは区切って記録。
  • TODOリスト
  • その週に発生した内容に対する詳細メモ

ここはあくまでも左の内容に沿ったことだけをメモ。「今週のTODOリスト」やその週で手を付けた内容の進捗結果や今後の目標を書いていきます。この1週間で優先度高いものから書いておくのがポイントです。

受注している仕事の進み具合は外注先や先方のからみもあって先に書けない事も多いので、作業の区切りがついてから随時メモしておきます。

これもやりたいなーって思いつくけど、別に急がないことはフセンに書いて次週のページへ貼っておくと気が楽です。あんまり書くぞー!と思って肩ひじを張らないほうがいいですね。余計なことまで書いてしまいがちなので。

もっとこう自分を高めていきたい時は、サブのメモ帳も併用して記録を残していた時期もありました。

詳しくはこちら レフト式手帳の使い方。 | ぴらめこな生活

よいしょよいしょで、考える時間を作りながら進めていくやり方となってます。

後ろにあるフリーノートページ活用

なんでも好きなことを書いていいページですが、私は「月間メモ」として活用しています。
しばらく使っていたマークスのEDiTは月間プランニングページがついてるところが特徴のひとつだったんですが、それが板についてしまってまして、同様の記録スペースを作ることにしました。

ここで書いているのは、

  • 入出金記録
  • 買物記録
  • blogの収益メモ
入出金メモ

入出金は通帳に記録されるようなことすべて書くんじゃなくて、私用で引き落としされる物とかです。税金、保険、子供の学校に支払うもの・・・などなど。私用のは通帳を分けているので、ちゃんと把握しておくためにメモいれておいてます。

買い物メモ

ちょっと大きな買物をした時も書いてます。クレジットカードの買物内容的な。食材や消耗する生活用品のメモはこの手帳には書きません。
そこまで細かい家計簿は記録している時間がないし、つける気力もないのでやりません・・。

ブログは見ての通り広告を配置してますので収益の記録は書くようにしてます。(・・公表はしませんよ)お金の話をすると下世話なイメージを持たれるかもしれませんが・・・、数字はモチベーション維持にはとてもわかり易い指標になります。

ブログが全てじゃないですけど、フリーランスは固定賃金は決まってません。頑張れば頑張っただけ収入に現れるお仕事です。自分が頑張った記録を残し、それがどれだけの収益に繋がっているのか自己分析していく癖をつけることはとても大事なことなんです。

色分けと区切り線

好きなシールを使うこともあるけど、シールだとついつい勿体ぶってしまうんですよね。
なので大まかなところは色分けとスタンプを意識するようになりました。

カラーペンの使い分け
  • 受注仕事→オレンジ
  • 私用→(グリーン)
  • 通常メモ→(ブルーブラック)
スタンプも使用
  • 手帳コーナーに置いてある小さなスタンプ
  • フリクションスタンプ

手帳のカスタマイズは何かしら、やっているのですが引き継ぎながら使っていたりします。

その他、ブログに関しては管理しているサイトごとに色を決め、マーカーを併用したりしています。

手帳にセットしているペンは、スーパーグリップG3にスタイルフィット用のシグノを入れて使用中。最初はG4の4色をセットして使ってたけど、1色いらないなってことで3色に変更しました。

詳しくはこちら 細身の多色ボールペン「PILOTスーパーグリップG2・3・4」、好き。

EDiTの時は裏抜けが心配でフリクションライトを使ってたんですけど、高橋手帳の紙の色が真っ白というよりクリームがかっている色なんですね。なので印象が違うなあと感じて普段遣いのマーカーに変更しました。

「区切り線」はグレーを使うことにこだわってます。

これは印刷物を作る時も配慮する読みやすさの基本なんですが、区切り線は通常文字と同じ太さと色を使うとある程度の空白がないとごちゃごちゃと見にくくなります。どうしても小さな字を書き込む場合は、色の濃淡に気を使うことで目が疲れにくく、目線を運びやすくなるのです。

ということでグレーのペンを見つければ買うようにしてるんですが、手帳に使う場合は裏抜けがあってはないあらないので開いてるページで必ずチェックを入れるようにしてます。

詳しくはこちら 高橋書店の手帳シャルムに相性のいいペン。

手帳に使うペンはできるだけ固定したほうが、後にも先にもいいかなーと思います。

インデックスとラベル


その他ちょっとしたカスタマイズとして、自分でインデックスを作って貼り付けて後ろのページも開きやすくしたり、


ラベルシールを自作して、何度も同じことを書かなくても済むようにやったりしてます。

興味を持ったら始めてみよう

手帳を使うなら「気持ちよく使い続けるための努力」は必要です。市販の手帳で自分に完全マッチする手帳を見つけるって大変なことですよ。出会えるかどうかの運もあります。そういうのって何回か使ってみないとわかりませんて。

それから、手帳でなりたい自分に変わる!・・・といった勢いで使っちゃうと、どうしても精神論みたいな話になっちゃうんですけど違います。気合と根性じゃどうにもなりません。

手帳で少しずつ自分と向き合い、そして目標を掲げて進んでいる実感を得ていくんです。(なんか微妙な響きで申し訳ないのですが・・)

その時に合った「自分の絶対的な使い方」を物にして、自信をつけていきましょう。

きっとうまくいくはず。


どんな種類を選ぶべきか迷ったときのお役立ち記事

手帳はいろんなフォーマットがあります。使い方に迷ったら、別のタイプも考慮してみましょう。

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