東野圭吾さんの本は比較的読みやすいですね。映画見る前に読んでみました。
主人公はちょっとした事情をかかえた天才科学者です。科学の力を信じてまじめにやってきた主人公なんですが、犯人に仕立て上げられて、それがきっかけで真相を知ることになります。
もちろん最後の方には真犯人が分かるんですが、犯人が分かった驚きとかそういうのは特に感じられなくて、結局、権力をもった人達が優遇されるという、ふーむ・・・ という印象で終わってしまいました。
本で読むより、映画で見た方が面白いかも。
本のレビュー見ると、すっごい面白い!的なのが多いので期待しちゃったんですけど、好みは人それぞれ。読んでみないと分からないですね。 いつもは2日くらいで一気に読み切ってしまうんですが、プラチナデータは中だるみして読み切るのに時間がかかってしまいました・・・。
なんだろうなあ、もうちょっと含みがほしかったというか。あんまり考える部分が出てこなかったんです。 読みながら「あれ、もしかしてここにヒントがあるでは・・?!」とか、ちょっぴり読み戻したくなったりしながら、トリックを考えていく仕掛けがある方が私は好きみたいです。
東野圭吾さんの本は、他にも読んでいますが個人的には「幻夜」、「白夜行」、「秘密」、加賀刑事シリーズの「麒麟の翼」など、やっぱこの辺が一番面白いですね。 登場人物のインパクトが強いですし。これらも映画化されてますけど、こっちは映画やドラマじゃなくてやっぱり、小説として読みたい話なんですよ。
とはいえ、その違いはうまく説明できないんですけども。感覚っていうんでしょうか。
とりあえず、そんな感じでした。
参考サイト:
「プラチナデータ」公式サイト
あらすじ〜東野圭吾『プラチナデータ』文庫化記念特設サイト|Webマガジン幻冬舎
タイトル photo by:無料イメージ写真素材・デザインCGフリー画像のCG.フォト
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