これは既製品の机に穴を開けて好きなように収納スペースを作った横暴なお話です。
相方さんはテレビではなくPC用のディスプレイにPS4を繋いでいます。
普段はそのディスプレイではPCの画面が映し出されているわけで、PCの本体、HDD、PS4を含む周辺機器は普通に机周りに配置させています。一番置き場に困るのがPS4ですよ。PS4の大きさと形がどうも収まりが悪く、なんかこう置き場所を悩ませるわけです。
縦置きも試みたけど音は変わらないし、普通に横置きにしても熱がこもり出すとこれまた結構ファンの音がうるさいんですよね。熱がうまく放出できていないせいなのか、狭い空間に置いちゃうとうなりだして壊れるんじゃないかと心配になるんですよ。
既製品の机に穴を・・・
せめてファンの音が気にならないようにしたいし、邪魔にならないようなところに置きたい。そこで目をつけたのは、机の足元、膝上付近です。
普通なら引き出しとかついているところなんですけど、この机はそういった便利収納は一切ないので都合がよいんですよね。
以前は、突っ張り棒を渡してちょい置きスペースをこしらえていた机。

安いしシンプルだからこれでいいやとあまり考えずに購入した机ですけども、もう10年くらいは使っているし、こうなったら好きなようにアレンジしちゃおうぜ!と腹をくくったというわけであります。
そしてこちらが完成後の図。机にドリルで穴を開けて棚板をつけたり、ネットを張ったりしました。小市民なもので完成されたものに穴をあけるとかドキドキですよ。震える手でとうとうやっちまった。一気に穴を開けてしまったよ・・。
PS4は普通に棚受けをつけて、棚板を設置しています。
棚板は余っていた1×4材を3枚繋げて自作しました。膝が当たらないように角はとりました。棚受け設置にネジを使っていますが、ちゃんと下穴を開けてからネジで留めています。
ワンバイ材で板をつくるとなんと300円もかからずに耐荷重に耐えられる丈夫な板を作ることができます。多少道具は用意しないとだめですけども。

電源周りは熱をあまりこもらせたくないっていうのもありますし、タップは見える場所に置きたかったので、ケーブル類とともにワイヤーネットに載せました。
ワイヤーネットは100均のものですけど、ひっかけているネジ付きフックはホームセンターで大きめで丈夫そうなものを購入。こっちも2mm程のビットで下穴をあけてからねじ込むと硬めの合板にもネジ付きフックが入れやすくなります。
右壁と奥の壁にネジ付きフックをつけてひっかけ、手前一箇所は机の天板部分にフックをねじ込みケーブルタイで吊るしてバランスをとっています。
PS4は正面を向かせるのではなく、あえて横置きにして背面からの熱が放出されやすいようにしたつもり。それから、振動対策としてジェル状の耐震マットをしいてのっけています。
棚を強引に作ったことで足元がスッキリしたことが一番よかったかな。こうなると掃除もしやすくて快適であります。
肝心のPS4の音問題ですが、完全に静まることはないですけども以前よりはよくなったのがはっきりわかるレベルではある模様です。本当は机の下は風通りがいいわけではないのでここに置くこと自体あまりよくないのではないかと思いますが、多少囲まれているからこそ音が出ていても音が遮られているというのはあるのかも。
ゲームの種類によっても音の違いはあるらしいですね。うーむ、心配になるほどの音ではなくなったということで一応よかったのかな。
机下に棚を据え付けるポイント。
収納場所をつけると便利なんですけど、とにかく使う人が邪魔にならない位置を探すことが大事です。実際に普段通りに椅子に座ってみたりしながら動線を確認し、設置できるかどうかを見極めましょう。
家具に使われている木材は硬いです。いきなりネジを入れようとすると、曲がってついてしまったりなかなか入っていかなかったりします。面倒でも下穴を少し開けた方が作業が早くなりますよ。
机の下は覗き込めばこそゴチャっとしたのが見えますけど、普段は死角になっているところなのでケーブルはネットにのっけただけでも十分スッキリして見えます。手作りの棚はPS4を使わなくなったら、書類なんかもちょい置きできるスペースになるので、なんだかんだいって付けてよかったのではないかと思ってます。
できればケーブルを逃す大きめな穴を開ければもっとスッキリするんだけどなあと考えてはいるんですけど、さすがに道具が足りないから今回はここまでかなー。
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