単3電池3本で連続転倒〈弱〉なら最長で1000時間点灯できるランタンを買いました。
数年前から発売されていたもので珍しいわけでもないかもしれませんが、こういうシンプルでちゃんと使えるタイプのもの探してました。
買う前にいろいろ見てみたりしたんですけど、形、電池の本数、使える点灯時間を考えるとパナソニックの球ランタンが一番よかったので。
電池を自然に買い置きできる形を作っておくといい。
電池式のライトは初めて使うわけではありません。
球ランタンを買う前から、我が家にはセンサー付きのライトがありました。
夜、洗面所やトイレに行くときは暗い廊下を通る必要があります。その度に廊下の明かりをつけると眩しくて目がショボショボするので、センサー付きのライトを置くことにしたんです。コンセントに繋ぎっぱなしの常夜灯も考えたんですが、明るくするのって人がいる時だけでよくね?っていう結論からそうなりました。
足元やトイレのスイッチなどが見えればいいので、そんなに煌煌と照らす必要もありませんし、これでいけるだろうという。
かれこれ2年以上使ってますけど、壊れたらまた同じの買おうかなって思ってるくらい気に入ってます。
電池式ってあんまり長持ちしないんじゃないかなあと思いきや、人が通った時に数秒点灯する程度なので3ヵ月は交換いらない感じなんですよね。わざわざスイッチを探さなくてもいい感覚が家族にも来客時も好評でありました。
ちなみに上記の今使っているセンサーライトは単4電池3本で使えます。
普段使っているミニラジオも単4、リモコンも単4なので、買い置きは常にある状態にできてます。
今回買った球ランタンは単3電池3本で使えます。
単3電池は使いどころがあるんですけど、時計の電池はめったに切れることがないし、懐中電灯も使うことがないので、買い置きしなくていけないという使命感をつい忘れてしまうのですよ。
しかし常設のランタンで使うとなれば話は別です。これで常備できる状態にできるなあと思いました。
電池はローテーションして使っていくのが日常になっていないと、気が付いたら期限切れになっていて使いたい時に使えなかったりするんです。
ライトを探していると充電タイプの物もありますが、スマホとかタブレット、モバイルバッテリーの充電だけでも手一杯なのですよ。
それに使いたい時に充電がなくなってるとか発生すると、きついですからね。
充電中は使えないし、毎回充電するのも面倒だし、そのうちバッテリーが劣化してきて、もたなくなってくるのも嫌だし。そもそも非常時に充電池がなくなったらもうそのライトは電気が復旧するまで使い物にならないですからね。
電池もちと明るさと使い方。
球ランタンは、エボルタを使うと強で連続約55時間点灯、弱で約1000時間の点灯できる模様。
別の普通のアルカリ電池だと、もうちょっと点灯できる時間は減ります。アルカリじゃないマンガン電池も使えますが、長持ち具合を考えると断然アルカリを使うべきでしょう。
入切のスイッチはおしりの方についているボタンです。
懐中電灯のように持った状態でスイッチを押しても使えますし、付属のスタンドに立てたまま電球全体を押すことでも切り替えができます。
明るさは強と弱の2種類。
1回押しで弱。ほんのり優しい光で、傍にあっても眩しさを感じません。
2回押しで強。すごく明るいというわけではないですが、字も読めますし、軽作業なら十分です。
あんまり近くにおくと電球が視界に入って目が疲れます。適度な距離感は必要かと。
3回押すと消灯です。
実感はキャンプ用のランタンの方が光量あるなとは感じましたけど、普段使うならやさしい明るさがほしくなります。あと、室内のどこに置いても違和感ないデザインであってほしいじゃないですか。そもそもアウトドア用と室内用では目的が違うので比べるのはナンセンスなんですけども。
球ランタンは色味が電球色であったかみあるところが気に入りました。
スタンドに立てて使うのが基本スタイルですが、細い紐を通す穴がスイッチのそばについてます。
紐を通すと吊り下げて使うこともできるので、そうすると立てて使うよりも広く照らすことができます。形は電球ですし。裸電球を吊り下げるのと一緒ですよ。
バナナスタンドに吊り下げて使うと、電気スタンドのように使うこともできますよ。
ちょっと惜しいのが紐をつけてからスタンドに戻すとしっかりハマらないところですね。スタンドで立てて使うなら紐は取らないと収まりが悪いです。
それから販売時のパッケージが残念ですねえ・・。
お店で実物を見に行った時にこのパッケージをみつけて、「エ、これ?!」ってなりましたので・・。てっきり電球みたいに箱に入ってるものだと思ってたので・・。
ライトのデザインはとてもシンプルだし、使い方もスイッチを探す手間もなく分かりやすいし、スタンドでも手持ちでも使えるなんて素晴らしいライトなんですよ。それなのに、この便利さが伝わらない雰囲気があるのがなんとも。
用途はいろいろ。いつも使えるところがいい。
今のところ枕元に置いて本を読んだり、ちょっとした場所で作業したり、寝る直前まで部屋を明るくしずぎないようにするのに使ってます。
電気スタンドのように一方向を明るく照らすような使い方とは違いますが、「ちょっと見えるように明るくしたいだけ」の時に使うには十分です。
線がなくどこへ置いても使えるので、毎度電気をつけないといけない奥ばったキッチンにも置こうかなとか考え中。
冷蔵庫から取り出すときの補助光があれば、遠いスイッチを押しに行かなくても済むので。
あとは間接照明みたいな使い方もできるかなあ。
東日本大震災の時に私が住んでいたところは津波はこなかったですけど、停電は数日続いて参りました。
ラジオを聞くにも電池が必要、ランタンも電池が必要。だけど、サイズが合わなくて新聞紙巻きつけてスペーサー替わりにしてなんとかみつけた単3電池を強引に単2や単1にして使ってしのいでいました。
あの時使っていたラジオの使用電池の多さにはぶちきれそうになりましたね。少ない電池でやりくりしなくちゃいけない状況で単2電池8本いれないと使えないとかふざけんてんのかー!と思いました。
災害があったときは、情報が入らなくなることと、明かりが消えることは、不安しかうまれないのです。
電気が復旧した夜の家族の歓声と安堵した顔は、ずっと忘れないと思います。
あの時から使う家電の電池サイズを統一しておこうとか、普段から自然に常備しておけるような暮らしぶりに替えていこうとか、意識するようになりました。ラジオもミニサイズなやつをいつも使うようになりました。
それにワイヤレスっていうのは、いいもんです。
▼エボルタもセットのやつ
▼エボルタなし
▼お部屋になじむ木目調
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