観葉植物の土にカビが生えて困る問題に立ち向かう話。

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ある日突然白くてフワフワしたものが鉢の土の上に。これはもしや白カビなのか・・?!この場合はどうすればいいのだ?!対策について考えました。

そこまで部屋が湿っぽいわけではないけれど、どうも土に白いモノが現れやすい鉢があります。おそらくこれは白カビ・・。あってもことさら植物に変化はないんですけども、見た目的には引くものがあります。

カポックの悲しい鉢の状態

カポック(シェフレラ)は茎がひしめきあっているわけでもないのに、気がつけば白いものが土の上にあるのです。しかしこの間はキノコも生えてきたくらいなので、今さらカビが生えても不思議じゃないんですけども。

一方、こちらは成育のいいポトスの方。あまり土問題に悩むことはありません。

ポトスの鉢の状態

どちらも100円ショップで買ってきた同じ土で、同じ環境で隣合わせで置いています。

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なぜカビは生えるのか。

フワフワしたものを発見した現在は12月。植物を置いている居間は冬なので洗濯物は部屋干し、温度は25~26度で湿度は50~60%がだいたい維持されています。空気清浄機も回しています。

年がら年中、土が白くなるわけではなくて土に白いものが出てくるのはある条件が重なったときです。

  • 窓を開けていない。(風通しが悪い)
  • 陽当たりイマイチ。

↑これ。

他にも土の養分が多すぎる問題とかいろいろあるみたいですが、うちの場合は通風と日光不足でこういった白いのが現れる傾向にあります。

普段は元気のいいポトスですけども、風通りが悪く日の当たらないところへ置くとなかなか土が乾かずに同じように土の表面に白いものが見えてきます。我が家で言えばトイレがその場所にあたるのですが、日陰でも育つと言われているポトスといえども、窓のないところに置きっぱなしにするのはあまりよろしくないのであります。

もちろん、水のあげかたも重要です。

水をあげるときは土が乾いてからたっぷりと与えるのが基本ですが、季節や置き場所によってそれぞれの植物へあげる水のタイミングは違ってきます。鉢が小さいとすぐに乾きそうなものですけどそれがそうでもないんですよね。鉢の小さいカポックの方は明らかに乾くのに時間がかかっているのです。土が湿った状態が長く続くとカビが生えてしまうわけです。

そこそこ明るい居間に置いた時のポトスは鉢のサイズが大きいけれど水を吸い上げる力が強いのか、同じ土でもカビが生えたりしないんですよね。夏冬問わず新しい葉っぱが出てくるので、おそらく根っこも調子がいいんだと思われます。

ところが同じ場所に置いているにもかかわらずカポックの方は土が乾くのに時間がかかるところをみると水の吸い上げがあなまりよくなくて、もしかしたらカポックの成育に問題あるのかもなあと思いました。

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土に生えたカビは除去した方がよいのか?

白いポツポツくらいならいづれなくなるので放っておいてましたけど、綿でものっけたみたいにフワフワしたものは、さすがにいかんのではないかと焦りました。

見えている部分だけ取り除いてもすでに菌糸は張り巡らされているのではないかととも思うのです。しかしキノコ生えても特に問題なく新しい葉っぱも出てきてましたし、案外放っておいても大丈夫なんじゃないかとも思ったり・・・んー。

しかしなー・・・

さすがに植物にも影響するかもしれないし、少しでも取り除けるならとった方がよいような気もします。取ったからといってそれでカビとの闘いは終わりというわけではありませんが、カビの胞子はどこにでも飛んでいるもの。菌が付着してもそこで繁殖できないように、環境を少しでも整えることがカビに打ち勝つ勝因につながるのではないか。

とはいえ、そんな環境にするにはどうすればいのか。そこなんですよね、悩ましいのは。

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対策。

こ、これは・・。ある日キノコが生えてきた様子。

これまでの経過をよく思い出してみますと、春夏秋あたりは土の表面に白いものが出始めたら土を日光に当てながら風通しをよくするときれいになくなっていました。キノコが生えてきた時だって一時は白かった土の表面ですけど、夏~秋にかけてはきれいな状態だったのです。季節柄窓を開けて過ごす日が続くと、実に鉢の土の状態がいいんですよね。

とはいえ、今は寒い寒い冬。めったに窓を開けることはありません。そんなに日差しのある日も多くない。土に日光をあてて消毒できるのが一番なのですがそれができません。そこが悩ましいのです。

いろいろ調べるとカビが生えたら土を入れ替えるのがよいらしいというのを見たのですが、これから寒くなる冬に植え替えはカポックをダメにしてしまうリスクが高すぎます。

というわけで、冬場の今はちょっと我慢して春に土を入れ替えるということにして、今は一時的措置をとることにしました。

ちょっと安心できる状態に・・

まずは、やさしく表面の白くなっている土を丁寧に取り出します。取り出してみるとそんなに深くまで白くなっているわけでもなく、わりときれいな土をしていました。これでよさげな気もしますけど、毎度土をとっていては土が減る一方なので・・

そこで、強行手段を・・。キッチンで使うアルコール除菌スプレー。無水エタノールを消毒用に希釈したものでもよいと思います。このアルコール除菌スプレーを土にプシュッ・・。軽く湿る程度でよいかと。私は2プッシュでおさえました。

これも調べたら出てきたので試してみたのですが、なんと植物には影響はない模様。
とはいえ、できるだけ植物にかからないように噴射した方がよいと思います。あとたくさん吹きかけすぎて植物が吸い上げちゃうのもあまりよくないのではないかと。すぐに蒸発できる分量を軽くプシュで。

白くなっていた土は、新聞紙に広げて乾かしてここにも除菌スプレーをプシュ。これだけで、あっけなく白いものはなくなりました。もう少し乾かしたら、静かに鉢に戻そうかと。

以下参考。

食酢を薄めた液をスプレーして鉢土表面のpHを変えたり(大量に撒くのはダメ:植物にダメージを与える場合がある為)、
エタノール(消毒用アルコールや焼酎など:これも大量散布はダメ))を鉢土の表面にスプレーして、文字通り消毒する方法もありますが、
目に見えるカビの胞子はカビの花(種)みたいなもんで、実際にはカビの菌糸が、鉢土内に想像以上に広がっている為、
あくまでも一時的な対策になってしまいます。

違うカテで回答がこないので、こちらで質問させていただきます。観葉植物を… – Yahoo!知恵袋 

このカビに悩まされた私のカポックはこの記事をUPしてから数年後の現在でも元気にしていますが、コメントでもいただいたように植物を扱うお店では推奨されていません。

アルコール消毒が最適手段というわけではないので、行う際は自己責任でお願いいたします。できることならカビが生えたら直射日光へ土をあてて消毒が一番安心ですね。

これで土にいるカビに勝ったわけではありません。おそらくこれからも白いヤツは出現し、闘いは続くのでしょう。それでも春になるまでの我慢。これはカポックを気遣った私なりの思いやりなのであります。

あとは天気のいい日は時々窓を開けて換気したり、日のあたる場所に置いてあげようと思います。そしてお水は土が乾いてからギリギリまで我慢。

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そんなこんなで数日様子見中です。しばらく白いヤツの姿は見えなくなりました。カポック(シェフレラ)は相変わらずほんの少しずつ新芽を出してきているのがわかります。

来春になったら消毒した土に植え替えようかと思ってます。ちなみに土は天気のいい日に黒い袋に入れてガンガン日光を浴びさせ、その後広げてよく乾かすと何度でも使えるようです。夏場はなるべくストックしている土を消毒しておいた方がよいのかな。

観葉植物はとても癒されますけど、植物にあった環境をつくるって難しいものなのですね。
自然に生えててる草木が場所によって生えている種類が違うっていうのは、こういうことなんだなあってちょっぴり実感わいてます。

コメント

  1. まかろん より:

    ぴらめこ様

    こんにちは。
    私も観葉植物を育てています^^
    サボテン・セダム属の春萌、あとは世間一般に言われているお金のなる木です。
    サボテンは100均、セダムはホームセンターで98円でした。
    一応みんな育ってくれてますd=(^o^)=b
    土とか肥料なんかは私はほぼ100均で済ませてます(ハハッ)面倒なので適当です><;
    キノコ可愛いですネ!
    土の植え替えなど参考にさせて頂きますね(^^)
    世間一般に言われているお金のなる木は何度目かの挑戦です。今回やっと育ってくれました(ホッ)

    すのこ収納の棚作りましたよ!あら~ッって感じですけど・・・。
    コの字ラックも挑戦しましたがイマイチデシタ(´・ω・`)

    更新楽しみにしてまぁす(^.^)

    • ぴらめこ ぴらめこ より:

      まかろんさん、こんにちは。

      いろいろ育ててらっしゃるのですね~!
      金のなる木、私も育ててみたいなあとお店でチラチラ植物をチェックしていました。いいですよね、あの雰囲気。
      今年はどうも慌ただしくて新しい植物を増やせませんでしたが、来年は新入りを取り入れたいと考えてます(o^∇^o)

      私もまだまだ初心者でさぐりさぐり植物を育ててる感じです。なので、何かしらある度に調べてブログにメモしてるというか・・?キノコははやさないようにこしたことないと思います・・w

      私もキングバンブーやパキラ枯らしてるんですよ・・。買う時の当たり外れもあるのか、差し木タイプは相性が悪いのか、まだなんとも言えないんですけどね。
      しかしめげずに挑戦してみます。

      すのこ棚、コの字ラック、ドンマイです!

  2. オニオオハシ より:

    ぴらめこさま

    こんにちは。
    この記事の写真と似た白カビが自宅のポトスに生えたため、記事を参考にして土を取ってアルコールスプレーしました。後日、ポトスを買ったお花屋さんに話をしたところ、えー!アルコールはダメですよー、と言われてしまいました。。。
    花屋さんから、短時間なら直射日光も大丈夫ということを言われまして、いまはカビた土を取って、日光に当てて様子見ています。

    • ぴらめこ ぴらめこ より:

      オニオオハシさん こんにちは。
      えー、アルコールは駄目なんですね・・(-.-;)

      よくよく考えると土にいるいい微生物もやっつけてしまいそうかなという気もしますし、少し記事は修正を加えよう思います。
      直射日光が安心の一番の消毒ですね。私も気をつけていきます。

      • オニオオハシ より:

        ぴらめこさん
        お返事ありがとうございます^^
        記事もわざわざ追記していただき感謝です。

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