100円ショップで買えるスノコのサイズをまとめました。あと、スノコをバラして使いたい時のためにスノコの下駄をうまく外すコツも。
まずは100円ショップのスノコについて。
100円ショップには、今のところ3種類のサイズのスノコがあります。材質は全て桐で出来ていまして、非常に軽くノコギリ切ったりする加工も容易です。
板は薄いので決して丈夫ではないというのは断言します。しかしこんな小さいスノコどこに使うのさ、ってなりがちですけど、ちょい置きできるラックや木箱を作るのに、材料費を安く抑えたいならうってつけな素材でもあるんですよね。
100円ショップのスノコサイズ。
まずひとつが40×25cm。
下駄3本。板4枚。使い勝手いいサイズだけど、隙間が結構空いてます。
参考までにこのスノコを使って作ったのがデスク脇においている薄い棚です↓

そして45×20cm。
下駄3本。板4枚。細長いけど一番隙間が狭いですね。
このサイズのスノコを使って作ったのが、ちょっとだけ収納場所を増やせるコの字ラックです。↓

それから33×37cm。
下駄3本。板は5枚。正方形に近いサイズ。板が一番多いです。
大きさがあるので、このスノコはそのままのサイズを棚板として使うのもアリです↓

これらのスノコの下駄を合わせた高さは全部1.6cmくらいで、セリアもダイソーも同じサイズのものが置いてあります。まあ、軟弱な材料でも、安く木材を手に入れられるというのはポイント高いですよね。スノコ1枚分同等の木材を買い揃えたとしても、さすがに100円代では収まらないですし、そこまでお金かけて作るほどのものでは・・・なんて時も重宝する材料であります。
そのままの形を活かすのもいいですが、スノコはバラして使うと更に作れる物の幅が広がります。
スノコをそのまま使ってもいんですが、物によってはスノコのすきまが結構広くていまいち使いにくいという事態がおこったりします。
そこで下駄を外して部品をバラすことで、かなり安い材料費でいろんなものに活用できちゃいます。
100均のものは桐なので軽くてカットしやすく扱いやすい反面、ちょっとした手間を惜しむとすぐ割れてしまいますので気をつけないといけませんよ。
すのこの下駄は針のような細い仮釘みたいなものと、ノリで固定されています。
基本糊付けが甘いので、ひっぱったり、ねじっても取れることがあるんですが、無茶すると怪我するので強引に剥がす行為は止めた方がいいです。
先に少し高さのあるものを設置します。余ってる木材を積んでもいいですし、本を積み重ねてもよいと思います。金づちでコンコンやると、床に響くので賃貸住宅の場合は床に音を吸収する厚手の布を敷くと緩和されますよ。ウチは着なくなった古着とか敷いてます。
スノコを裏返して、外す板と叩く場所を確認。間違って逆向きにしないようにしましょう。
左側を体重をかけてしっかり抑えながら、外側から外していきます。叩く位置は、なるべく下駄近くの★の辺りめがけて垂直に。慣れないと板が割れそうで怖いですが、ためらいなく一気にやることがポイントです。
下駄から離れた位置をたたくと板が割れやすくなってしまいます。
板と下駄がうまく外れると、下駄か板のどちらかに針が飛び出ているのが確認できます。
うっかりひっかけて怪我をしないように一枚外すごとにラジオペンチを使って引っこ抜いておきましょう。
うまく外れても下駄の跡がどうしても残ってしまうのは、100均だからね、と諦めましょう。裏面は目立たない位置で使うとよいです。
こんな感じでバラバラにするといろんなまた別の形で再利用できます。
何か物を作る時は材料のサイズが分からないとなかなか動き出せませんしね。自分でもすのこのサイズを調べたりするので、メモ代わりにまとめておきました。因みに100均のスノコに限らず、どのスノコでも基本は同じようにしてバラすことができます。
他にも100均に限らず、ホームセンターやニトリで2枚組で400円くらいで買える押し入れスノコなんかを使うと大き目の棚も作れます。



板が薄いので重量感のあるものを入れて使うわけにはいきませんが、使いようですね。
※追記(2016/05/30)
コメントでスノコをバラした後の木材のサイズが知りたいという声がありましたので、以下の記事でまとめました。こちらも物づくりの参考になれば幸いです。

コメント
バラした後の木材1つ1つのサイズも知りたいなぁ
長さは分かるとして、幅や厚みがあるととても参考になります。
BOXYさん、こんばんは。
なるほど、確かに細かいサイズが分かった方がよいですよね。私も物を作る前時は材料をそろえる前にサイズなどあちこちで参考にさせてもらうので、その気持ちすごくわかります。
せっかくですし追記では長くなってしまいそうなので、後ほど別記事で整理してのせたいと思います。
各すのこをバラした後のサイズは今一度確認も必要なので少し時間がほしいのですが、記事をアップした後にはこの記事内にもリンクをつけますのでその際は参考にしてみてください。