すのこと1×4材で複数のゴミ箱を一気に動かせるように台車を作りました。

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オリジナルサイズで作れる基本的な台車の作り方です。作ってみたいと思ってる方、参考までにどぞ。


我が家はゴミ箱を3つ並べて置いてます。ここの隙間にホコリがたまるので、一応よせて掃除をするわけでなんですが、一個ずつよせて掃除するのが地味に面倒なのであります。なので、一気に全部引き出してササッと掃除が終わるように「台車」を作ることにしました。

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こういうやつです。

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材料選びは、予算と強度を考えながら。

今回の予算は1000円以内で考えました。とはいえ、別の棚を作った時の残りの材料で作っているので、実質キャスター以外はお金はかかってないんですけども。

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台車の板はスノコを使うことにしました。2枚セットで500円もしない安いやつです。2枚入ってますけど使うのは1枚です。

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ちょうどここの部分に使います。収めたい場所の幅に合わせて下駄を取った後、630mmにカットして使いました。

ゴミ箱を乗せるといっても20Lサイズの2個と食品トレイを入れるものくらいで、どれも片手で余裕で持てるくらい軽いものです。なので強度はそんなにいらないと考えてました。それに設置場所の関係上、あんまり高さを出したくなかったので板は薄めがよいなあと思ってまして。

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スノコ板だけではバラバラの状態ですし、キャスターを付けるにはあまりに板が薄すぎてネジを留めるのもおぼつかないので1×4材も使います。ちょうど余っていた部分で330mmの長さ2本を用意しました。

使った1×4材(ワンバイフォー材)(切り口19×89mm)はホワイトウッドという種類。
これは他の木材にくらべて、非常に安く手に入る上に強度もそれなりにあるという、なんとも使い勝手のいいステキな木材なのです。ホームセンターで6フィート(約1828mm)で300円もしないのですよ。

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ちょうどここの部分に使います。奥行きがちょうどよいサイズだったのでカットはしてません。

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それと台車の要(かなめ)キャスターダイソーで2個セット(ネジ付き)で売ってるやつです。正直ここまで大きいものは考えてなかったんですけど、安いのにちゃんとしてるんですよこれが。

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なんと、ストッパー付きのキャスターまであるという驚き。

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車輪自体のサイズは直径40mmなのですが、取り付け部分の金具から合わせると55mmあります。耐荷重は約10kg。なかなか良いではないですか。

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ネジを止める金具部分の直径は38mm四方。

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付属のネジは太さ5mmで、長さ15mmの鍋形です。これだけ長さがあれば、ネジを留める場所にそこそこ厚みがなければ使えませんが、1×4材の厚さは19mm。
今回はちょうど良いということで、キャスターと板を留めるネジは付属のものを使うことにしました。

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1×4材とスノコ板を接合するネジは、太さ3.1mm、長さ20mmの皿木ネジを使いました。
ちょうど家にあったのでこのサイズになりましたが、欲をいえば太さはもうちょっとあってもよかった。本当は電動ドリルドライバーを使うので、全ネジの方が理想的ではありました。

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台車の作り方。

1、台車の板部分を作る。

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まずは、スノコの下駄を外します。スノコを裏返して下駄の横をコンコンと金づちで叩いてやると簡単に外れます。下駄を外すと小さな釘が出てくるので、ペンチで引っこ抜いておきます。

※スノコの下駄外しは、稀に糊の量が多くて板が剥がれちゃうこともあります。うまく外す自信が無い時は、適度な大きさの板材(合板)を用意した方がよいかと思います。

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板材4枚出来ました。下駄の部分は使いません。あとは、設置場所の幅のサイズに切りそろえます。

2、台車の板部分を補強しつつ、足回りも丈夫にする。

台車は板にキャスターがついていればそれでいいようなものですけど、使う板があまりに薄いと、キャスターと板との強度が足りなくなります。その時はよくても、キャスターを動かしているうちに外れてしまうので足回りはしっかりめに作った方が懸命です。

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足回りはしっかりと。

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すのこ板と1×4材を固定します。すのこの板と1×4材を重ねて実際の厚さを調べて、接合に使うネジはそれに見合う長さと太さのネジを選びます。今回は約27mmあったので自宅に残っていた太さ3.1mm長さ20mmのネジで間に合わせました。すのこじゃない板を使ってもっと丈夫に作りたいときは、最低でも太さ3.5mmくらいはほしいなあと、個人的には思います。

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下駄を外したスノコの板を等間隔に並べて固定します。

ネジ留めをする時は、その前に板が割れないように下穴を開ける必要があります。

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下穴を開ける時は、電動ドリルドライバーのビットに印を付けておくと穴の開けすぎを防げます。こうしないとどこまで穴を開けていいのかわからなくなるんですよ。ちなみに私はマスキングテープを巻いてます。

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こうすると、勢い余って下まで貫通させてしまう心配もなくなります。ちなみに下穴を開ける時はネジの太さより少し小さいサイズのドリルを使いますよ。

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穴あけで出た木くずは穴に詰まらないように取り除いてからネジで留めるようにしましょう。

3、キャスターをつける。

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最後に補強した1×4材のところへキャスターをお好みの位置に固定します。ここでもちゃんと下穴を開けてからネジ留めしましょう。

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全部止めるとこうなりまして、

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ひっくり返して完成です。

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所定の位置に台車を設置。

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というわけで作った台車はこのように設置されまして、

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ゴミ箱が乗っかりまして、

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このようにまとめて前に引っ張り出すことができるようになりました。うーん、ちょっと写真じゃわかりにくいんですけども。ダイソーで買ってきたキャスターはものすごく滑らかに動いてくれてます。

最後に。

植木鉢などの重いものを乗せる時は、桐素材のこの手のスノコだとあまりに柔らかすぎるのでもっと別の材料を考慮した方がよいと思います。真ん中にもキャスターを付けてたわみ防止をするとか、硬さと厚みのある板材を使うとか。それに加えて使うネジのサイズも変わってきますけども。

もうちょっと丈夫に作ると押し入れの物を出し入れするときにも使えるようになるので、とりあえず1×4材と100円ショップのキャスターでいろんな場所に適用できる物ができそうだなあと思ってる次第であります。

 

コメント

  1. けんじ より:

    こんばんは!
    6月に入籍するために引っ越しをしました。いい機会なので、前から興味のあったDIY(すのこの加工)をぐぐっていた所、ここにたどり着きました。わかりやすく載っているので今度の休みに造ってみようと思いますね。ツイッターもフォローさせて頂きました。

    • ぴらめこ ぴらめこ より:

      けんじさん こんばんは。
      そしてご結婚おめでとうございます(*´ω`*)

      私も去年引越しをしてから、いろいろやってみたくなりまして。
      今はなんだかんだと作るのが趣味みたいになってます。自分で作ると使い勝手がいいものが出来ますしね。手始めにすのこ利用はかなりオススメですよ。

      これからもDIYが好きなので勉強がてらいろいろ書く予定です。

      ぜひステキなお部屋を作ってください!

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