
「カバーかけますか?」
本屋さんで新品を買うとそう聞いてくれる店員さんもいますが、さっさと本を袋に詰めてしまう店員さんもいます。
小心者の私は自分から「カバーかけてください」って言うタイミングを逃してそのまま引き上げてきてしまいます。そして、家に帰ってから以前本屋さんでかけてもらったカバーをはずして、そっと新しい本に再利用していました。
よくある感じのカバー。これでもいいんですけど、使い回すとだんだんヨレてくるのが難点。
しかしまてよ。
せっかくなら、ブックカバー自前で用意すればいいじゃん?
そんなことが頭によぎったのですが、作るのもなんか億劫だし・・そういえばブックカバーを売ってる所を見たことがないということに気がつきました。
普通はどこに売ってるものなんでしょうか。地元の書店でもツタヤでも見たことない。
あれ、本屋にはないのかな?都会の本屋にはあるのかな?それともみんな手作りしてるのかな?
ブックカバーデビュー。
いろんな疑問を抱え、超田舎に住んでいた私はブックカバー買いたいけどどこにあるのかよく分からなかったので、たまたま無印良品でブックカバーを発見したときは感激しました。そしてその質感に一目惚れしまして、ルンルンしながら買ってきたのでした。
ジーンズのウエスト部分についてるラベルと同じ素材で作ったという文庫本カバー。
315円。お手頃っ(この価格は2012年当時の価格になります。)
中身を出して広げてみるとこんな感じ。バキバキに固いわけじゃないですけど、しっかりとハリがあります。まさに丈夫な厚紙ですね。私も初めて使うのでドキドキです。
実際に文庫本に入れてみましょう。
こうやって、帯ごと表紙側をはさんで・・
後ろ側も挟めて完了。
本を結構開かないと入れられないのは、ブックカバーの標準仕様なのでしょうか。こんなもんなのでしょうか。表紙が折れないかとやや緊張しました。
しかし付け方は・・・・これであってるのか?
市販のブックカバーを使ったことがないのでこれで正しいのかちょっとわかりません。
慣れていなくて入れ方に戸惑いましたが、ぴったりとおさまりましたのでヨシとします。
でも正直なところは、こうやって余ってる部分は挟めないで、
読みかけのところに挟んでしおりに使いたいと思ってます。
別でしおりを使うと読んでる途中で落としちゃったりするので・・。
間違ってるかもしれないですけど、これが使いやすいのでいいです。これでいいです。
それにしてもこの無印良品のブックカバー、315円だとは思えない風合いががなかなかステキです。ざらっとした紙の手触りですべらないところもいいですし、手に馴染みますね。ビニールや安物の革っぽい物のような独特な変なニオイとかしないのもいい。無臭です。
欲を言うと縫い目の糸の色が違うなど、他にも数種類デザインがほしかったですけど、お値段もいいのでこれで満足ですね。
なんとっても素材がジーンズのラベルなので、使っているうちに味が出てくることを期待してます。

こうやって文庫本にカバーがかかって机の上に置かれてるっていいもんですね。自己満足です。なんかかっこいいかも?うっとり。
もちろんカバーなくても本は読めます。でも別に怪しい本を読んでる訳じゃないですけど、なんとなく人に見られたくないっていう気持ちがあるんですよねぇ。家で読んでると関係ないですけど、汚れ防止にもなるのでやっぱりカバーはつけたい派ですね。
これだと、どこでもゆっくり読めるかな~。
いずれはオシャレなのを自分で手作りしてみるのものいいかもしれない、ちょっとだけそんな風に思いました。ちょっとだけ。
しかし、ブックカバーは作れる
その後、ブックカバーは簡単に手作りできることが分かり、紙で作ったり、布で作ったりとカバーづくりを楽しむようになりました。
今は100均でも買えるようになったわけで。
そして電子書籍の便利さを知ってしまい、令和の今を生きてます。


コメント
こういう独自の世界観を楽しめる人は好きだな
醤油でも濃い味になれてくると薄味は分からなくなって
更に濃い味を求め続けていく人はいるけれど
薄味の良さが分からなくなってしまうと
小さなことでも幸せ感じられなくなってしまうんだろうね
ネロさん コメントありがとうございます。
これからも地味ながらもなんか気が付いたら、記事を書いていくと思います。
ぜひ、また遊びにいらしてくださいね。