レフト式手帳の使い方。

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レフト式手帳とメモ帳を併用しながら、バランスよく管理していくやり方の話です。レフト式手帳の使い方がよくわからない時の参考にどうぞ。

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基準にしているレフト式手帳について

詳しくはこちら 高橋手帳シャルムの使い方。 | ぴらめこな生活

ここの記事に出てくるレフト式の手帳は、上記の記事でも書いている高橋書店のシャルムというシリーズのものです。

レフト式のものは2019年と2021年に使っていたんですが、使い勝手は申し分のない手帳でした。

この手帳はどんな使い方をするといいのか。何をどう書き込むのがいいのか。

そんな趣旨で自分のレフト式手帳の使い方を説明していきます。

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手帳の選び方

手帳に興味を持って使ってはみたものの、月間ブロックページはともかく、レフト式ページなどの週間ページ部分は自由度が高すぎて使い方が分からないという壁にぶち当たる場合は多いです。私もそうでした。

この問題は手帳を選ぶ際に、大きく分けて以下のようなことを決めておくことがポイントになります。

一番大事にしたいことはどれ?
  • スケジュール管理をしたい
  • 日記を書きたい
  • ちょいメモを残しておきたい
スケジュール管理向けなら
  • カレンダー式(月間ブロック。一番シンプルで簡単な記録タイプ。余計なことは書かないのがミソ)
  • バーティカル式(時間管理までしっかり把握できるから、移動やアポが多い人向け)
  • セパレート式(簡易的なリストを書き込める。時間軸もついているものなら時間別で振り分けも可能)
日記をメインにしたいなら
  • セパレート式(簡易的に数行だけ気持ちを書きたいだけなら便利)
  • 1日1ページタイプ(毎日しっかり書き残したい人向け)
  • バーティカル式(イレギュラーな使い方だけど、自分の行動記録をログとして残しておく形で活用はできます)
ちょいメモを残しておきたいなら
  • 手帳である必要はない可能性もある
  • レフト式(スケジュール管理も兼ねつつ、考え事をまとめたい時に使いやすい)
  • セパレート式(スケジュール管理とあわせて軽くメモを残しておきたい場合にもいい)

こういった手帳の形式に加えて、サイズや厚さを考慮した携帯性や好みのデザインなど決め手になるポイントはいろいろあります。ここをテキトーに選んでしまうと、ものすごく使いにくい手帳になってしまいます。

いつも使いたいものは好きになれるアイテムを選ぶようにしましょう。

手帳そのものに慣れていないなら、レフト式や1日1ページタイプは自由度が高すぎて悩むもとになるのであまりおすすめしません。最初は一番シンプルな月間ブロックのカレンダータイプを中心に据えるのが一番しっくりくると思います。カレンダーで見慣れた形でもあるからわかりやすいですし。

それ以外のパターンは、意外といろんな状況でも使いやすいです。枠の大きさがそろっていて、書き込み内容を先に決めやすいので。

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レフト式ページを活かすには

一番重要視するところ

レフト式はちょっとクセが強い形式です。日にちごとのブロックも広いし、時間軸も付いていることもあるし、フリーページもある。左側の日付ごとに区切られた部分はさておき、特に右側の自由スペースをどう活用していけばいいのか。

そのお悩みをお持ちの方は、手帳そのものをもっと柔軟に考えてください。

レフト式は自由な感じをそのまま利用していくのがオススメ。

どういうことかといいますと、

  • 手帳は毎日きっちり書くものだという意識を捨てる
  • 「ノート」+「スケジュール」+「軽めの記録」の何でもありをその時の気分で決めて良い
  • ガチガチの形式を固めてはいけない

こういったことを中心に手帳は毎日という感覚を捨て、主に週イチで頭の整理のために使っていく方向にしたら、私はうまく使えるようになりました。

結論:手帳だけ使うんじゃなくて、メモ帳やノート、アプリも併用していく

細かく解説していきます。

手帳を開くタイミングと自分の特徴を見極めて使う

手帳を使うにあたって、自分のことをよく知っておく必要があります。

私は何年も手帳を使っていますけど、同じ使い方はできない人です。毎日決まった時間に手帳開き、毎日何かしら書き込む・・という律儀さを残念なが持ち合わせておりません。

しかしどういうわけか突然思い立って手帳を開いて書き出すと、中途半端に書くのが好きなもんだからついついどうでもいいことまで書き込んでしまう。そうすると単なる日記帳と化してしまい、結局自分はどこをどう改善したいのかが分からなくなってしまいます。

成長したくて手帳を使っているなら、全く関係のないことは書かないほうがいいよね。

ムリに毎日書こうとか思わないほうがいいですね。意気込みすぎて、あーなんか嫌だなあっていうのを感じ続けると、最終的に逃げたくなるだけなので。

だから無理に義務化して毎日手帳を開く行為はすっぱり諦めました。やってみれば別に毎日見なくたって困らない。必要な時にチェックできれば充分であることに気がついてしまった。

選び抜いて買った手帳にどんな意味を持たせるか。基準は全て自分次第。他人の手帳術は参考にはなるけど、職種や生活環境、性格で好みは別れるので、自分に当てはまるかは全くの別問題ということを理解しなくてはいけません。

メモ帳との併用

そもそも手帳のみで自己管理をするのは厳しいのではないかと薄々感じていました。

手帳って、すぐさま開いて使うシーンが浮かびますけど、実際どこでもその手帳を出して使えるかというとそうもいかないです。

携帯性を重視すれば書き込める内容が少なくなってしまうし、何でも記録帳として大きめのサイズを準備すると、どこでも使うことは難しくなってしまう。なので用途別に別のノートやメモ帳を使っていく方が穏やかでいられます。

手帳を見るのは予定を確認したいときぐらい。決まっている予定だけは月間ブロックページと、レフト式ページの左側の日付内の枠に書いておきますが、右側のフリーなページはよほど重要な内容でもない限りは空白でもいいという考えで使っていきます。

手帳のサブ的に使うものはA4ノート、A5ノート、メモパッド、メモ帳などなど、色々使ってみました。サイズ、携帯性、機能性、管理性、コストあたりを確認しながら、どういう具合に使いこなすのがしっくりくるのかずーっと模索。もうね、永遠の課題だと思ってやってます。

それで、今のところしっくりきているのがメモパッドをサブ手帳として携帯する方法です。携帯するといっても紙1枚だから、どこにでも忍ばせて確認する事ができます。

厚さもあまりないタイプの方が書きやすい。

必ず1枚ずつ剥がせるタイプのもので方眼罫のメモ帳を選びます。リング式でもなんでもいいけど、メモ帳のサイズだけは妥協できません。

大きさはB7くらいがちょうどいいかな。B6サイズの手帳を使っているから扱いやすいというのもありますけど、小さすぎると書き込める内容が足りなくなるし、大きすぎると持ち歩くのが嫌になってしまうから。


1枚剥ぎ取って4つ折りにすればスマホカバーのポケットに挟んで持ち歩けるようになります。財布でもいいんですけどね。カードが入る大きさのポケットなら、このように折り畳んでおけば出し入れしやすく扱えます。

メモ帳は写真の「プロジェクトミニL」が万能に使えて気に入っているんですが、あまり手に入る場所がないので、そんなときは裏紙メモ帳を作って予備にしています。

詳しくはこちら 裏紙はペリペリと剥がせるメモ帳にしておくと使いやすくなりますので、ぜひ。

メモ内容を振り分ける

毎日必ず触れるのはこのメモ用紙のみです。手帳の中心はあくまでもスケジュールなので、毎度メモを書き入れることはしません。必要な内容だけを手帳へ残すことに集中します。

このメモ用紙は1日単位で入れ変えます。でも1日が終わったからとすぐに捨てないで、1週間分たまるまでクリップで束ねておきます。

午前中にお茶を飲みながら一呼吸入れるのが日課なのですが、その時にこのメモ帳に書き込むことを習慣づけしました。やりたいリストをこなしている最中に関連する思いついたことも書いておきます。

買物メモも同じページへ書きます。なんか大きいことがあってまとめ買いするときは紙1枚じゃ足りないですが、普段の買物は手早く終わらせたいのでこんなもので割と間に合います。

この当日分のメモだけは常にスマホと一緒にそばに置いていて、用事があって外へ出る時も必ず持っていきます。外から帰ると大体一回休憩を入れるから、その時にまたメモを見返しながらチェックだけ入れていきます。

外へ出ない時も意識的にお茶タイムを取るようにしているので、その都度何かしら終わるごとにチェックだけつけておきます。書いたけどその日のうちに終われなかったものは、気にせず次の日に持ち越して、その日のリストをまた作っていく。

気になってるけど、急がないかなーというものは週間メモを別途で用意しておき、そこへ書き込んでストック。時間があまりそうな日に当日リストに加えるように配分。

メモ用紙は3種類置いておく感じ

当日分のメモは手帳と同じサイクルの区切りで月~日曜分まで全部で7枚で一束として週末まで手帳へ挟んで保管しておきます。ストック分のメモも合わせて、全部で3種類のメモ用紙を見ながら1週間管理する、という感じになります。

予定部分だけは先に書いてもよし

ざっくりした話、書いたメモは後で手帳へ書き写していくのですが、気が向けば左側の1日単位のブロックへだけは先に書き込みをしておいてもいいかなあくらいの気持ちで手帳と向き合います。

普段は右側のフリースペースへは手を付けません。週末だけ一気にまとめてアウトプットするような感覚で、1週間分の右側のページを使います。

メモ内容の例

私の定期的なメモ内容は決まっています。

メモに書き出す内容はこれくらい
  • 今日の日付
  • やりたい(片付けたい)リスト
  • 買物リスト
  • 今日の献立とおやつ

買い物リストと献立

まずは、健康的に暮らすための食事内容。(本音は中性脂肪値が高くなってしまったのでダイエットも兼ねて本気出す・・!!的な)

そのためには計画的な献立を作っていく必要があり、食料の買物内容は重要なのです。ぷら~っと出かけて好きなものを買ってくるのは危険なんですよ。なんか知らんけど、お金ないなあ・・っていうことになるのは、だいたいそれです。

できるだけ糖質をセーブしつつ、おやつやご飯を美味しく食べていく暮らしへ変えようと食べるものを書き残すようにしたら、次の献立を決めるときに便利だったから続けています。

ちなみにメニューを決める時は、冷蔵庫に残っているものと近所のスーパーの特売品からレシピを検索して、足りないものを買い足す意識でやってます。なので毎日のメモの中に買い足したいものが連動して入ってくるわけで、自然な流れで毎日書いてます。

ざっくりとしたやりたいこと

その日のうちにやっておきたいこともリストにして書き出します。

仕事に関しては、作業内容を細かくバラして書くようにします。メールしたり電話したり下調べしたり、下調べだって部分けした方がいい時もあるし、いざ制作に入るにしても、意外と細かくやることは多いです。

出来上がってしまえば見えない部分でも力を入れていることはあるはず。そういう工程をちゃんと書き出してから、1日にどれだけの内容を進める事ができるかを考えていきたいです。

1日のうちどれだけの作業を自分がこなせるかを感覚で理解するには、ある程度の経験が必要になってくきます。慣れないと書きすぎてリストを消化できずに凹んだり、書き足りなくて時間を持て余したりということがあるんですけど、それでも記録を続けていくと自分のことがだんだん分かってきます。

思い描いた日程をこなせるようになるにはどうすればいいの?

悩むのは普通。いろんな人の話を聞いたり、本を読んだりして参考にしつつ、手を動かしてみて何度も模索を繰り返すしかない。だから考えるための材料を書き残しておく。それが手帳の役割です。

好きなことも取り入れてモチベーションをアップ

よっしゃ!仕事を一気に片付けてしまうぞ・・!!と予定に仕事ばっかり組み込んで意気込むと、終わった後にあまりにぐったりして数日魂が抜けたようになってしまうので、遊ぶことも分散させて組み入れるのを意識するようになりました。

仕事だけに限らず趣味的に進行中なことも書くようにして積極的に楽しむようにしています。私の場合はDIYや手芸、お菓子作りなんかがその領域なのですが、趣味に関してはやる気がおきますよね。楽しいことも記録に残していくといい息抜きになります。

書き残す内容は振り分ける

メモすることはいいですが、このメモ用紙には何でも書くわけではありません。
日記とはちょっと違うんですよ。なんでもかんでも書いてしまうと、振り返りの時に見にくくなるからダメです。

こういうのはわざわざ書きません

何を書くか書かないかは、その人にとっての重要度次第なんですが・・・、

限りある時間と体力をどこへ使っていきたいか。それで優先度を決めていきます。

私にとっての家事内容はもう体に染み付いてしまっているから、そこに考えるリソースは割かなくていいということになっていますが、慣れていないけどもっと効率的に家事をこなしたいとなれば、リスト化して時間の使い方を考えることになると思います。

自分のモヤモヤとした気持ちを吐き出したい時は、こんな小さなメモ用紙では足りません。A4のコピー用紙を用意して好きなだけ思いつくまま、順番も気にすることなく、書きやすいペンでひたすら書き殴りましょう。そのほうがスッキリします。

あわせて読みたい とにかく早く書くためのボールペン研究中。

まとめて考える時間をつくる

メモ用紙が1週間分たまったら、メモを見ながら日曜の夜にでもまとめ作業を行います。

自分がこの1週間何をしていたのか、次はどこへ進めばいいのか、この作業をいれることで妙にはっきり見えてきます。

左側のページには、食事内容や買物へ行った店、仕事内容をメモ用紙の束を見ながら残しておきます。買物で買ったものまでは、手帳へ書き移してもあまり意味がないので書き写しません。やったことだけ淡々と書く

右側のフリースペースには、今つけている仕事の進捗具合がわかるようにノートを作る感覚で書き込んでいきます。ここでいったんまとめておくことで、1週間でどれくらい進めることができたのかを俯瞰してじっくり見る時間をとる事ができるのがよいのです。

振り分けるメリット

メモ用紙を通さずに直接手帳に書き込んでいけば書く手間は省かれるんですが、まだスペースがあると感じて余計なことまで書いてしまうことがあり、なんか場所が足りないと感じてしまう。さらに日付をまたいで自由にメモを書き入れてしまうと、時系列がバラバラに配置されることになり、あとで流れを見直そうにも、わけがわからなくなることもある。

でも書き入れる分量が最初から把握できていれば、ページが足りなくなる・・?!ということは起きなくなります。「余計な内容は省く」という校正が無意識に働くので。

チェックポイントが確立されたやり方

締め切りや納期がある場合は、たいてい先に月間ブロックページへ書き込んでおくのでそっちと照らし合わせつつ、1日の作業の割り振りをしていく・・というのが自然な流れでしょうか。

【1日単位】メモ用紙→その日のうちにチェックを入れることで確認
【7日単位】週間レフト→ページにまとめることで確認
【1ヶ月単位】月間ブロック→プロジェクトが終わったら確認

メモ用紙と手帳を使って意図的に定期的に確認を入れるようにしていくと、かなり整理された形で記憶が残っていきます。

ずっと直接手帳に書き込むことで管理できていた気になっていましたが、特に1週間単位でしっかり時間をとってアウトプットを入れることで、強固に形を残していく感じがあって気に入っています。

まとめたあとは「あー、今週も頑張ったな~」という満足感でよく眠れるし、次やることがはっきりしてくるせいか、清々しい気持ちで次の月曜日を向かい入れる事ができるようになりました。

書いたものはいつまで保管しているのか

ところで、紙に記録を残していくとだんだん場所を圧迫していくという問題があります。

なので私は手帳は5年を目処に処分。(申告用の書類と同様の保管期限)メモ用紙は手帳に書き写したら、速攻でシュレッダーにかけます。昔は手帳は思い出に大切に残していたんですが、今は過去を残すことをやめました。

どうしても残しておきたいメモはとりあえずスキャナで取り込みしてiPadで見るようにしておくのもよいです。

まとめ

自分と向き合って考えを絞り出し、自分自信が視点を変えて、自分で決めて動いてく。誰かのアドバイスは聞くけど最後に決めるのは絶対に自分と決めておきましょう。小さな経験の積み重ねが自信につながっていくし、見える世界の彩度が変わっていきます。

自分は毎日楽しく一生懸命生きている自負だけはあります。決して大きく稼げているわけではないですが・・

ぜひ続ける努力を模索してみてください。

もしかしたらレフト式が合わないのかも?と感じたら、他の手帳の種類も検討してみましょう


どんな種類を選ぶべきか迷ったときのお役立ち記事

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