まるでクレヨンのようになめらかな書き心地の蛍光ペンといえば、ステッドラー社のテキストサーファーゲルが有名どころですが、100円ショップにも似たようなものがあったのですね。
なんと2本で100円(税抜き)という破格なお値段のテキストサーファーゲルっぽい蛍光ジェリーマーカーを買ってしまいました。さて、使い心地は・・?
固形タイプの蛍光ペンは長持ち。
このタイプの蛍光ペンは裏移りしにくいという点と、インクが乾く心配がないので長~く使うことができます。
2~3日キャップしていなくても乾かないくらいなので、一回使うごとにキャップしなくてもいいのもラクというか。
普通のインク充填式の蛍光ペンはインク漏れを起こしたり、ペン先が黒くなってしまったり、しばらく使っていなかったりすると乾いてしまっていたり。キャップが硬すぎて壊してしまうこともあったり、どうも蛍光ペンを長く使った記憶があまりありません。
というわけでこれまで数々の失敗をしてきた身としましては、固形のジェルタイプの蛍光ペンを知った時は、こりゃあいい!とステッドラー社の蛍光ペンを即買いました。
ペンといっても、芯を出して使う、繰り出し式のクレヨンみたいなちょっと不思議なタイプのペンです。
芯は数日キャップをし忘れていても乾いて書けなくなるようなことはありません。ペン先がどこかに触れていてもインクが滲むこともありません。
難をいえば、ペン先が丸く太いので細かい部分にチェックを入れるのが厳しいというくらいですかね。
あとはボールペンなどの油性インクで書いた後をなぞると、時間が経つと書いたところが滲んできちゃうというのが、ちょっと残念ではあります。
水性タイプのインクの時はよいみたいなんですけどね。
ですけど、コピー用紙にプリントしたものに対してはこの固形タイプの蛍光ペンの方が裏移りの心配もなく使いやすいので、校正や資料にチェック入れる時に愛用中なのであります。
もし、ジェットストリームなどの油性タイプのボールペンを使用していて、なぞったあとに滲みも少ない蛍光ペンをお探しなら個人的にフリクションがおすすめです。文字のノートや手帳にも裏移りがほぼありません。紙が薄い手帳EDiTでも愛用できてるくらいですので・・
100円ショップのジェルタイプマーカーペンについて。
さて、こちらは100円ショップのセリアで見つけました。
「発色Good」蛍光ジェリーマーカー。
おいおい100円で2本入ってヤバくないかね・・と思いながらもパッケージの「超なめらかな書きごこち」に釣られて、カゴへ投入してしまいました。
なんとも100円ショップらしいデザイン。
芯を繰り出す動きはあんまり滑らかではないですけど、芯の見た目はちゃんと固形タイプの蛍光マーカーです。
実際に使ってみるとそれといった突っ込みどころもなく、使い心地は思ってた以上に普通であります。パッケージにあるとおり、本当に書き心地は「なめらか」です。発色も全然悪くないです。むしろステッドラーよりも鮮やかなくらい。
惜しいのが、書いたそばから細かいカスがよく出るんですよね。
紙に乗りきれないインクかすというか。そのカスがこすれると別の場所にも色がついてしまうなど。ステッドラーの方も筆圧が強かったり、紙質によってはカスが出ることもありますが、筆圧が強いと比較にならないくらいよく出ます。
カスは上手に払い落とせば気になりませんが、書いてすぐに何か重ねる時は注意が必要です。手が擦れちゃって色がつくのも気をつけたほうがよさげです。このカスを回避すべく、うまく使うコツは筆圧は弱め、やさしく軽めのタッチで使うとよいでしょう。
他は、私の中では問題になりませんでした。
裏移りもしにくいですし、変なニオイも一切しない無臭ですし。カスさえ気にならなければすごいコスパであります。
というわけで、100円ショップのマーカーペンはカレンダーのチェック用に常駐させておくことになりました。固形タイプなので立てておいてもインクが下に溜まることもないですし、カレンダーをかけたままで書いてもインクがかすれることもありませんし。
あとは、とにかく裏抜けしやすい紙質の学校のプリントや新聞なんかにも便利です。
ただし、ペン先は太めのクレヨンみたいなものなので、きっちりとラインを引きたい時にはむきません。軽く目を引くようにしておきたいときや、ざっくり囲んでおくなど、ラフに使うのがポイントかと思いますよ。
それから後日気がつきましたが、ダイソーは固形タイプの蛍光ペンがなんと3本で税抜き100円であります。なんてこった。
↓まあ・・安定した書き心地ならやはりこちらがよいと思われます。ちょっと高いですけど長く使えますし。
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