毎日のごはん支度をサクッと終わらせるための献立ノートがいい仕事してくれます。

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毎日々のご飯支度の負担を少しでも軽減するために、まとめて献立を考える方法を試してみてます。

家事を率先して頑張っている世の中のみなさんは家事と仕事の両立、この辺をどうやってクリアしているのでしょうか。結構気になるところであります。

家事って線引きがないし、決まった段取りがあるわけでもなく、時間の取り方が難しいんですよねえ。
仕事となると納期もあって収益も関係してくるので、「計画、実行、評価、改善」とかまじめに考えて行動するんですけども、家事となった途端に漠然と動いてしまうところがあって自分でも困ってます。家事って直接収益に関係してこないせいか気が緩んで、深く考えることがめったにないんですよ。

家のことだし、そんなにギチギチに仕事みたいに考えたくないっていうのもあるかなあ。

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家事も仕事のうち。

しかし家事は生活の中で精神的にも結構な影響を与えるものなわけで、実はちゃんと考えながらやった方がよいのではないかとも思うのです。
もうちょっと自分の時間を増やしたいとか、収入をアップしたいとか、家族円満にとか・・・そんな明るい希望もあるわけじゃないですか。

思ってるだけは何も変わらないよなあと、毎日の手帳の記録を眺めながらじっくり考えてみました。

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意外と時間をとられるご飯の支度。

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数年前から手帳に記録を残すようになって、自分の動き方のクセがわかるようになってきたんですけども、それを見ながら自分の生活の中で一番どうにかしたいのはご飯支度がキモだなと気づきました。

家族もいるので私が主に料理担当でなんやかんややっているわけなんですけども、この「ご飯を作る」って表面には見えない苦労があるんですよね。

ひとえにご飯支度といっても、単に調理する時間だけを指すわけではありません。健康と節約をふまえつつ買い物をして、メニューを考え、まな板や包丁、ザル、ボウルなどの調理器具を使い、狭いキッチンでそれらの洗い物も並行しながら食材を洗ったり切ったりし、出来上がりの味をイメージしながら煮るなり焼くなり料理をしていく。これがご飯支度の主な工程です。※これは1日ポッキリじゃなくて基本的に毎日のことです。

なるべく食べるものには気を使いたいし、料理は嫌いじゃないんです。自分もおいしいものを食べたい方なので、ゆとりある家事はむしろストレス発散になるくらい。

ところがやることが多くて気が焦っている時まで冷静でいられる程、人間ができているわけではありません。
仕事で頭使った後に、外で気疲れした後に、ごはん支度が待っていて溜息がでる。「メシなんか腹に溜まりゃ何でもええんじゃ、ボケェ・・・!!!」と叫びたい日もあるのです。

そんな日はお惣菜や外食という選択肢もあるんですけども、あまり頻度が多いと健康面とお財布に大打撃を食らうことになるので、稼ぎが少ない我が家としてはできることなら自炊を推したい気持ちもあるんですよね。

かといって作るのもめんどくせぇぇぇぇという思いも入り混じり、モヤモヤとしながら結局有り合わせでチャーハンとか丼物を作ってごまかしているんですが、何が嫌かって時間に追われる感じがストレスになっちゃってるんだと思うのです。

そんなんばっかりだとイライラするじゃないですか。家の中の空気もね、いや~な感じになるとかあんまりよくないじゃないですか。

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数日分の献立と作業をまとめて考えるために。

要するに荒ぶるのは疲れてるからなんですよね。疲れてるのに休めなくて、すぐさま家事にとりかからなくてはならないこの感じ。もう少し余裕がもてれば、状況は何か変わるかもしれない。

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というわけで毎日の支度の時間短縮を狙うべく、食事の都度に初めから準備するのではなく、準備の時間を一部ずらして数カ所に集約させることにしました。つまりご飯支度にかける時間を整理して、再分配するんですね。

美味しさと栄養を追求するなら新鮮なものをすぐに調理して温かいうちに食べるのが理想的ですが、その時に使う分だけ野菜を洗い、カットし、調理すると洗い物も増えるのでトータルの料理の時間を考えると時間がかかっちゃうことになります。

味が染みた方がおいしいものなんかを中心に先に作り置きしておくことも重要な考え方です。その食材を出したら全部洗って切り分けして、一気におかずを数品作ってしまう。その方が数日間分の作業時間で考えると、ずっと時間を短縮できるんですよね。

それとうちは弁当作りもあるんですけども、作り置きおかずや、事前の下ごしらえをしているとしていないとでは、朝のご飯の準備をする作業スピードが格段に違います。場合によっては1時間ご飯の準備に当てていたところが、15分で支度完了というくらい時短になるのです。

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だけど頭では分かっていても、これを段取り良く動かしていくとなると整理していかないと難しいわけで、A5のノートを献立ノートとして用意しました。
こうなると普通に業務をこなしている気持ちになりますけども、自分のスキルになってしまえば苦になることもないだろうと思い、ご飯支度も仕事のうちと捉えて、効率よく作業できないかをさぐってみることにしてのであります。

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ノートの仕切りは好きなように線を引っ張っていいんですけども、とりあえず1週間分を見渡せるように左に献立、右に食材管理を記入することにしました。検索すると献立ノートを作っている方が他にもいるので他の方の方法も参考になります。

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献立を決めるにあたって、今ある食材の把握は重要視しています。あるものから使っていかないと無駄がでちゃいますからね。
見開きの右側は食材管理として冷蔵庫内、野菜室、冷凍庫、常温保存で分けて書いていきます。買い物をしてきたら追加分も書いておきます。

フセンには、今ある材料で作れそうなものを書いて貼ってあります。実際作るかどうかは後で決めていくんですけども。

使い終わった食材は、グレーのペンで消していきます。後で見返したときにいろいろ分かることがあるので、完全に消さずに見えるようにしておいてます。

ノートは1週間分ずつで記録することにしていますけども、実際1週間分の食材を用意して全ての日付の献立を一気に埋めるのは厳しいんですよね。冷蔵庫があんまり大きくないですし、日持ちの心配もあるので。

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なので仕方がないので買い物に行く曜日を決めて、よく行くスーパーの特売曜日に合わせて週2回にわけて大枠の献立を考えるようにしました。

で、基本的に火曜日と土曜日は買ってきたものは頑張って下準備をして、冷凍なり冷蔵なりの保存をする。それから、夜にでもじっくり献立を考える感じでしょうか。実際作り置きの料理をするのは、他の予定にあわせて数日に振り分けたりもしています。

献立を決める時の流れ。

先に買い物をしてきてからリストを書いて献立を決めてもいいですし、献立を決めてから足りないものだけを買ってくるのでもよいです。

どっちかっていうと、先に献立を決めてから買い出しした方が余計なものを買わないので節約にはなります。ただし、店に行ってから特売品を見つけてしまう場合もあるので、特売品を主体に献立を考えていくという方法もやり方次第ではもちろん節約になります。

この辺はあんまり意固地にならないで、やりやすい方でやっていけばいいかと。かなり料理慣れしていれば、足りないものを買い出しに行きつつ、特売を見てその場でメニューを考えることができるようになります。

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食材のチェックが終わったら、その中から作れるものはあるか、レシピサイトやレシピ本を参考に作れそうなものをふせんに書き出していきます。過去に作ったものを記録していれば、ここの献立決めで役立ちますよ。基本は肉、魚のどちらかがメインになるので、メインの食材を元に作れそうなものをリストアップして決めていきます。

家族が食べたいものも取り入れていきますけども、そういうのは週2回くらいで、作り慣れていない新しいレシピに挑戦するのは仕事の予定と絡めて、相当心にゆとりのある時だけに留めておいています。

あとは、手順が簡単なもの作り置きにできそうなものを優先して献立に組み込んでいくと早いかな。

レパートリーが少ないうちは献立を決めるのにどうしても時間がかかってしまいますが、最初からうまくできる人なんてそうそういませんよ。みんな根気よく続けているうちにいつの間にか、手際よくできるようになるんですから。慣れないうちは、いきなり数日分の献立とはいわずに、一品でもいいから先に作っておくことを心がけましょう。

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思いつく限りフセンに作るものを書いたら、栄養のバランスや日持ちの状況を考えながら所定の日付に並べていきます。

どうしても先に食べてしまわないといけないような確定メニューは最初から日付枠に書き込んでしまいますが、予定が変わりそうな感じであればフセンで管理しておけばいつでも変更できるのでとりあえずのフセン管理は気が楽です。もし変更があったときはその度にちゃんと変更したものを書き残しておくようにします。

献立が先に決まっていると後の作業が格段にラクになる。

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こうして先に献立を決めておくと、あー、今日の晩御飯何にしよう・・・という日々の憂鬱な悩みがなくなります。

基本的に普段は考えなくても書いてあるものを作るだけでいい、あるものを温めて盛り付けるだけ、そのまま盛りつければいいだけのものも。そりゃあもう、あっと言う間に支度が終わり、サッと食事にありつけます。

もちろん、料理の手を抜いているというわけではなくて、あくまでも料理の工程のうちの一部を前倒ししている感覚です。日持ちしないものは作り置きしちゃダメですけども、カットまでやっておく、下茹でしておく、下味をつけておく・・・など、完全にその料理を完成させなくても、先に前準備をしておくだけでもいいのです。

やってみると結果的にその料理を作る作業時間をトータルで集約して考えると、そんなに時間的には変わりないような気がします。まとめて料理する日はちょっと大変なんですけども、その分毎日の料理の手間が省かれるので、精神的に穏やかでいられるんですよね。素晴らしいですよこれは。

しかし手書きでノートに書くっていうのがこのご時世では面倒なイメージがあるんですけども、残念なことにスマホにフリック入力してるよりも書いた方が早いのですよ・・・。あとは全体を俯かんできる方が考えやすいというのもあって、じっくり考える時はやっぱりノートや手帳を使うのが好みです。

ただし、後でデータを客観的に分析したいとかグラフにしたいとか、別のデータに生かしたいとかあればエクセルとか使った方がいいんですけども。

いづれにせよ、自分の形で書き残しておくと、それは後から自分の大きなデータになって意外と役に立つ場合があるよっていうのが私の実感です。

あー、でも、普通のノートで管理していると自分で線を引くのはさすがに面倒すぎます・・。ちょっと高くてもいいから来年からは専用のレフト式の手帳でも用意しようかと思っています。

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