ダイソーのフィルム付せんがいいらしいというのを風の噂で聞いたので、しばらく使ってみてました。
結果、「アリ」だな・・と思えたので、こんな使い方をしているという話でも。
ダイソーのフィルム付せんについて
何かと使えるフィルム付せんですが、果たしてダイソーの付せんが本当にいいのか、安かろう悪かろうなのではないか。そんな風になんとなく疑ってかかってしまうわけですが、使ってみるとそんなに悪くはありません。
内容量と細いサイズがいい。
極細タイプの方は7色、350枚入り。もうひとつは7色+半透明のものと合わせて160枚入り。
100円(税抜)でこれだけ入ってるなら文句ないかも。
付せんが貼り付けられている台座に2つ穴が空いているのでファイルや2つ穴タイプの手帳に挟んで使えます。何気に定規のメモリもついているところが気が利いてます。色は蛍光色ですけども、1枚ずつ貼ってみると普通に蛍光ペンで引いたような色です。でも紫は濃いめ。
個別のサイズ。
付せんのサイズは、どちらも長さは44mm。極細は4mm幅、普通サイズは8mm幅、クリアのタイプは40mm幅。糊はちょうど半分くらいまでついています。
中でも正方形に近いクリアタイプの付せんが、思いの他ちょうどいいサイズでした。メモを置いておきたい時に手帳にも絶妙な大きさ。下地もよく透けます。これだけでも買ったかいがあったなあと、めっけもんした気持ち。
一般的な付せんと比較してみるとこんな感じになります。
一番上がダイソーのフィルム付せん、真ん中がPost-itのフィルム付せん、一番下がPost-itの紙タイプで無難なサイズのもの。
それぞれ斜線が入っているところまで糊がついています。
この中ではダイソーのが一番粘着力あります。一時的に貼って数日で剥がす、といった使い方であれば今のところ何の問題もでていませんけども、
長期間で貼りっぱなしにして使うのは、わかりません。
ちゃんとメモが書き込める。
油性ボールペンや鉛筆が一番問題なく書けますが、ゲルインクでも水性顔料系インクならこすると多少伸びますけど、許容できる範囲かと。水性インクは乾くまで時間がかかりますし、こするとインクが取れてかなり薄くなるのでおすすめできません。
この辺は、よくあるフィルム付せんと遜色なく使えます。
手帳に常駐させると万能
100均の付せんは剥がした時に糊が残ることがあります。どれを買ってもそうとは限らないんですが、たかが「付せん」といえども、ベタベタが残るとあまりいい気はしないです。なんかペタペタ張り付く感覚は微妙に気になるし。糊が残って書きにくい場所ができるものつらいし。
付せんひとつにそういう感覚を持っているので、率先して100均付せんを使う気にはなれないのが正直なところ。そんなマイナスイメージを抱えながらも、100円(税抜)なら許せてしまうからつい買ってしまうのね。
で、ちょこちょこ使ってみると、フィルム付せんなら貼ってから短期間で剥がすなら大丈夫ぽいということが判明しました。
「あくまでも短期間で」と限定的な話をすれば。数ヶ月貼って放置してるとあまり芳しくはないよ。
そんなわけでせっかくだし、自分が使いやすいようにして手帳に常駐させてみることに。
マーカー代わりに使う
「フィルム付せん」の醍醐味は、半透明で丈夫なところです。
気兼ねなくコスパよく使うなら紙の方ですけど、薄くて丈夫は正義だなあと思う今日この頃。
半透明なら下地が透けて見えるのでマーカー代わりに使えます。
インデックスやマステのようにもいける(一応)
破れにくく丈夫なのでインデックスにも向いてます。ペラペラしているので、あくまでも一時的な使い方しかできませんけども、フィルムだけに紙製よりは長持ちしますよね。
糊部分が多めにとられているので、マスキングテープのようにメモ用紙を仮止めするのに使ったりもできます。
普通に補足メモとして
もちろん普通にメモを書き込むのもOK。字を書くには多少筆記具は選ぶものの、貼りつけたときにぴったりフィットするので、よれたり、端っこがピラピラしにくいのがいいんですよね。付せん自体薄いので、手帳で使っても厚みが気になりにくいのもよいです。
とりあえずフィルム付せんを持っておけば、何とかなるんじゃないかっていうくらい便利なのですが、あえて難を言うならば、ぴったり吸い付いて貼りついているので剥がす時にやや気を使うくらいでしょうか。
まあまあまあ・・・
ここまでの使い方は普通なこと。これくらいなら何を使ったっていい。
あえてのダイソーの付せんだからこそやってもいいと思えた使い方が、以下のとおりになります。
完全手帳向けにするためのひと工夫。
手帳のページで付せんを使いたいと思う場所のひとつに「月間ページ」や「週間バーチカル」のページがあるじゃないですか。
週間バーチカルの部分も1日分の幅が27mm。
これらのページって、仮の予定を書くのに付せんを活用すると便利なんですよね。でも、このサイズに適応する付せんはそう多くはない。たくさん使うから、コスパがいい1マス分の大きさに収まるサイズの付せんはないものかと常々探しておりました。
ここで、ダイソーで買った細いフィルムふせんをそのまま使うとブロックからはみ出してしまうわけです。
希望としては、少し余裕をもって25mm程度の長さの付せんが理想的だなあと考える・・・と。
そこで付せんを測り、カットしても使えるの試してみたらギリギリいけるということがわかりました。点線のあたりまで糊がついています。
しかし、1枚ずつ使うたびにその都度カットするなんて面倒くさすぎる・・・。
よって、ここはひと思いに「まとめてハサミでカット」してしまいましょう。
一回台紙から束ごと剥がしてまとめてカット。
よく切れるハサミなら一気にズバッといけます。切った瞬間フィルムが結構飛び散るので、ゴミ箱の上でやるのが賢明です。
あとは自分でよく使う色を並べ替えて台紙に貼り直し、これでちょうどいいサイズの付せんシートの完成。これを手帳に挟めて使いましょう。
「はみ出ない」素晴らしさ。
1ブロックにちょうどいい幅になった付せんは、マーキングとしても、仮のメモの書き込みにもなかなか便利です。色は自分なりにルールを決めて使った方がいいですけどね。
カットしてしまったので付せんというより「ほぼテープ」と化したフィルム付せんですが、それはそれで端っこがあんまりピラピラしないので、ひも状のしおりにひっかけて剥がれ落ちることがないです。
しかし一応は糊なしの場所が残ってます。それにより、完全テープになっているよりも少しは剥がしやすいです。
難点
しかしですね、サイズはよいにしても問題点があるのです。
とりにくい・・。
フィルム付せんゆえに、薄くてはりついているから1枚だけ取り出すのが手こずるんですよね。指先に神経集中させて1枚とることになるのですよ。精神力を試されてるような気分になります。
しょうがないから、事前に数枚剥がして別場所に貼り付けておいて使うようにしてみたりしてるんですけども。これでいいのかはちょっと悩ましいですねえ。
上記の写真はポスト・イットのものですが、しかしこんな風に1枚ずつ取り出せる仕組みを考えた人は、ほんとに有能だと思いました。画期的としかいいようがない。
コスパの良さとは
市販品でも手帳の1ブロックに収まる大きさのもの、普通に売ってます。
カンミ堂のが35mmの長さ。
コクヨのジブン手帳のは、なかなかナイスなサイズ感です。
ちなみに「ほぼ日手帳のフィルムふせん」を見つけて、リフィルだけを買い、ケースは自作するというドケチなことをやったときもあります。
わりと簡単。1枚ずつ取り出すタイプのフィルムふせんケースの作り方。
そこ、ケチるかー?と突っ込まれそうですけど。なんか、んー、ケース付きは高いなーと思っちゃって。まあまあ、小ネタとして自分仕様でやるのが好きなのでやってることなのですが、同じ気持ちの同士がおられましたら参考にしていただければと思います。
安くて数量が多いけど取りにくい100均がいいのか。枚数が少なくてちょっと高いけど取り出しやすいのがいいのか。どちらを優先してコスパがいいというべきか。
いづれにせよ、自分周りの環境がより良くなれるといいですね。
コメント
こんにちは
レザフェスノート買ってから付箋ノートにはまっています。
自分なりのルール作りに試行錯誤です。
今回の記事、透明付箋は便利ですね。下の文字も透けて見えますし。
私は主に定期的なイベント用に使っています。
献血は赤付箋、2ヵ月毎のセールは青付箋とか。
予定が終わったら別ページに貼り付けておいて再利用。
油性ボールペンは見えづらいのでマッキーを使っています。
私も月間ダイアリータイプを使用していますが、切って使う発想はなかったです。
Kさん 返信がだいぶ遅くなってしまいましたけどもこんにちは。
手帳は自分なりのルールが決まるまでが悩ましいですよね。流れができちゃうと良い感じに力をぬいて使うことができるようになるんですけども。
私も定期的イベントに付せんを活用しています。確かに定期のものはマッキーを使った方が見やすくていいですね。字も薄くなっていきませんし。早速活用させていただきます☆
今後も短めの付せんについて模索していきます。よさそうなのがあれば、またアップしますね。