ふと視界に入る空間が、なんかこうごちゃっとしていると疲労感が増すのは気のせいでしょうか。そろそろまじめに書類整理かな・・・というわけで、丈夫な段ボール箱を買いそろえることにしました。
購入したのはコクヨから出ているNEOSというシリーズのものです。書類といったら文房具メーカーのものを買っておけば間違いないだろうという安易な解釈です。
正直、値段を見て段ボール箱にしては高ぇ・・・とは思ったんですけども、耐荷重30㎏って書いてあったし、A4サイズがゆったり入る大きさなので一回り大き目なプラケースやクリアケース、ファイルなどもぴったり収まりました。
なんといっても品のいい見た目に惚れてしまいました。シンプルなものが欲しかっただけに少々高くても納得できる段ボール箱でありました。
段ボールときくと安っぽい雰囲気が漂いますけども、将来不要になった時に捨てやすいですし、ホコリが積もってもフワフワキャッチャーでサッととれますからね。箱自体が軽量っていう点もメリットなのです。
そんなわけでまとめて6箱買いました。
梱包と組立の様子。
なにが驚いたかって、1箱ずつの梱包で一個ずつ発送メールがくるので、まとめ買いすると似たようなメールが連続で届きます。そこはAmazonのシステムの問題なんだろうから仕方ないんですけども。
箱が折りたたまれた状態で届くんですけど、結構な大きさです。クローゼットの持ち手のあたりまで高さがあります。畳半畳くらいの大きさ。
でも見た目が大きいだけで、片手で持てるだけ軽いです。
箱そのものの組立はめちゃラクです。
箱を起こして形を整えると、両側板が底にくる形になります。
そしたら内側から底板を起こして、
倒れている側板を起こします。
そして底板を戻すと・・・
本体の箱の完成。写真のような配置になっているはず。
やってみると一瞬で箱の形になるので、簡単な組立に結構感動します。説明書もちゃんと入っているので、それを見ながらやれば誰でもうまく組み立てられるはず。
100均の段ボールは、底部分の切り込みに折り曲げて差し込んで・・・みたいな手間がありますけども、そういう煩わしさは一切ありません。NEOSは底がきれいなフラット状態になっています。
段ボール自体は薄いんですが、この組立方法なら底板がフラットでなおかつ、持ち手がついている側面も2重になるので強度が保てるのも納得できます。
さらに仕切りもついていて、4種類の使い方ができます。
底板に溝がついているので、仕切りがズレにくい工夫がされています。
短辺で2分割。
長辺で2分割。
4分割もOK。(本当は卍の形になるのが正解です)
仕切りを使わない時は、仕切りを端っこに寄せて収納しておくことができます。これなら仕切りをなくすこともなくて安心。
フタは100均の段ボールと同様の組み立て方でした。ちょっとめんどくさいかな。
レーザー、インクジェットプリンタ対応のラベル用紙もついてきます。
▼無償で使える印字ソフトも用意されています。
自分でできるラベル印刷!無料ソフト<合わせ名人4> | コクヨ
キレイなラベルをつけるなら、使った方が早いですね。
私は、中身がまだ確定状態ではないのでセリアで買ったマステをラベル替わりにしてますけども。
箱のサイズ感。
組立はあっという間に終わるので、あとは中身をポイポイ突っ込めば基本の片づけは完了です。
問題は「どこに置くか」ですね。
外寸(フタを含む)は【(長辺)408×(短辺)330×(高さ)265mm】
内寸は【(長辺)372×(短辺)318×(高さ)256mm】
先に置き場所を決めてから買うのが賢明ですけども、参考までに似たようなサイズの箱を並べてみます。
100均に売っているA4サイズが収まる箱と並べたところ。中にA4サイズの箱がすっぽり収まるくらい大きさが違います。
上から見るとよくわかるかな。
今度はカラーボックスにぴったり収まるタイプの箱と比べてみます。
これもNEOSの方がちょっと大きいです。家にあるカラーボックスには微妙に収まりませんでした。
買い替えの場合は置き場所のサイズ、中に入れるものをしっかり図って確認してから買いましょう。
ちなみに我が家では押入れ(クローゼット)の天袋っていうんでしょうか。そこにぴったり2段積み重ねてきれいに収まりました。
変な空間ができずに無駄がなくて気持ちいいです。中身は書類やCDやらなんやかんやと重量はそこそこあるものを収めました。
一気に片づけようとしない方がいいです。
箱はいいですよ。楽ちんで。
適当に仕切って箱に突っ込んで終わりというシンプルな片付け、好きです。
とりあえず入れておけば「片付いた風」になりますから。
ひとまずジャンルごとに分割してポイポイ箱に入れてラベルづけ。中身を精査して捨てるかどうかの仕分けは、また時間を作って一個ずつ整理していく。
ただし、場所は無限ではないので箱を置くスペースは決めないとダメですよ。何も考えずにむやみやたらと箱を買い足していくのもマズイかな。
難点は、一見「片付いた風」の形が出来上がると安心しちゃって、それ以上なかなか手をつけなくなってしまうところでありますが・・・。
それでも時が経って箱を開けると、なぜかいらない物をちゃんと捨てられたりするんですよ。大量にある物からいらないものを見つけるよりも、部分的に見た方が整理しやすいというか。いつか使うかもと取っておいたものも、結局何年も使っていなかったことがわかれば潔く捨てられたりします。
もし捨てられなくてそのまま入れておいたとしても、箱収納しておけば「いつも片付いている風」な状態は保てるので、散らかった部屋を見て疲れるストレスは減ります。
それだけでも、そこに散在しているものを箱に入れる価値はあるだろう・・・と。
一気に全部片づけようと思うと時間もかかるし、何からやっていいかわからなくなるじゃないですか。
先に適度に分割してしまえば、あとは週に一度、1箱あけて10分くらい費やすだけでいいっていう感じで、ゆるくやっていくのもいいもんです。
似ている商品で検討したもの。
ちなみにこの箱を買う前に、毎度のことながら他の商品も並べてどれにするか考えました。
今回はシンプルな黒色で丈夫&持ち手付きがいいなあと思ってコクヨのNEOSにしました。
なんかしょっちゅうコクヨのもの買っていますけども、贔屓してるとかそういうんじゃなくて数個ある中から選んだものがたまたまコクヨだったというだけですので・・。
▼フェローズ 703バンカーズBox A4ファイル用 黒 3枚パック 内箱 5段積重ね可能 対荷重30kg
▼フェローズ バンカーズボックス 703S 黒 3枚パック
バンカーズボックスはお値段も手が出しやすくていいですね。
引き出しタイプとかもあるので、場所によって使い分けたいかも。
▼東洋ケース スローイングボックス(Throwing Box) 国産 クラフトボックス 同色5個セット YZ-TWB-BK-5P
国産は穴のずれとか少なそうなので、魅力的。
▼ストレージ クラフトボックス 5個セット 日本製 A4サイズ対応
▼キングジム 収納ボックス 収納箱 ニュートラルボックス XL グレー 4058クレ
キングジムのもちょっと高いけど、デザインが魅力的ですごく迷ったんですよね。専用のアプリで箱の中身が分かるように管理できるのもいいなあと思いました。
ただ、持ち手がないと天袋に乗せるのが大変なんじゃないかと思って今回はやめました。
コメント