以前、安いけど書き心地抜群!おすすめのボールペンいろいろ。という自分愛用のペン達を紹介しましたが、相変わらず高級ペンを使うでもなく、日々100円~500円あたりのボールペンを重宝に暮らしています。
考えてみれば、頻りに手紙でやりとりする時代はこんなにもボールペンは充実していなかったのですが、今どきは使い心地がよく考えられていて選ぶのも楽しいですね。
娘が友だちに向けてかわいい色のペンでミニ手紙なんてのを書いてるのを見ると、自分もペンやメモ帳選びを楽しみに文房具屋さんに通っていたっけと、目を細める思いです。
自分好みの色、自分好みの書き味、完全に自分仕様の3色ボールペンに感動するの巻。
カスタマイズペン、プレフィール。
このペンは16種類の中から中身のリフィル(つまりボールペンの中身の部分)を選んでタイプが違うものをはめ込んで3色ないし4色のマイボールペンを作れちゃいます。画期的ですね~
ちょっとそれすごいんじゃないの??と、お値段もお手頃だったのでつい購入してしまいました。
メーカーは全て同じゼブラなんですが、Surari(スラリ)というボールペンとSARASA(サラサ)というボールペンは書き味も筆跡も違うものです。他にも油性のボールペンJIM-KNOCK(ジムノック)というのも組み合わせできます。シャープペンシルも芯の太さが選べるというのが、私の心に響きました。
そんなわけでどれにしようか散々迷ったあげく、イラストの案考えたり、メモ取ったりすることを重視して以下の中身を選択しました。
シャープペンシル
この他にも0.3mm、0.5mmのもありました。
絵を描くときは芯が太い方が好みなので私は0.7mmに。ていうか、シャープペンシルなんて10年近くまともに使ってなかったから、まさか0.7mmなんてものがあったことに動揺しています・・・。
替え芯のお値段は189円。(実際の購入価格は170円でした)
エマルジョンインクのボールペン Surari(スラリ)
そもそもエマルジョンインクってなんぞや?って話なりますけど、筆跡は普通の昔からあるボールペンと変わりません。
でも、書き心地がスラスラしてて、なめらか~に力いれなくてもわりとどんな紙質でも書けます。
“ 油性のしっかりした手ごたえと、ジェル(水性)のさらさらした軽さを兼ね備えたエマルジョンインク”
ってメーカーのHPに書いてます。つまりバランスがいいってことですかね。
このスラリが一番選べる色の種類が多いですかね。太さは0.3mm、0.5mm、0.7mmとありますが、0.5mmと0.7mmは11種類も色数があるじゃないですか。0.3mmは定番の赤、青、黒、緑のみでした。
替え芯のお値段は全て84円。(実際の購入価格は78円でした)
ボールペンは太めの方が書き安いので、こちらも0.7mmでブルーブラックを選択しました。
ジェルインクのボールペン SARASA(サラサ)
ジェルインクなので筆跡はボールペンぽくないです。水性のペンですね。
細いのもあって書き心地はスラリよりもゴリゴリしてます。なのでこっちは摩擦がかかりやすい紙、例えば新聞紙みたいなザラッとした紙だと書きにくいです。
太さは0.3mm、0.4mm、0.5mmから選べます。0.3mmと0.4mmはカラーが10色ありますが、0.5mmは定番の赤、青、黒、緑のみです。
替え芯のお値段は全て105円。(実際の購入価格は98円でした)
本当はこれも0.7mmくらいのがほしかったけど、0.4mmまでしかなかったのでこれで妥協しました。このインクだと太いのは難しいのかなあ。
油性のJIM-KNOCK(ジムノック)
今回は私はこれは買っていませんが、おなじみのボールペンといえばこれですかね。
太さは0.7mmのみで色は定番の赤、青、黒、緑のみでした。
替え芯のお値段は全て63円。(実際は多分もうちょっと安い)
プレフィールの専用ホルダー
購入したのは3色入れられるホルダーです。他にもピンクとか黒とか白とかあったんですけど、どうもビビビっとくるものがなくて、まあいいかと水玉模様の水色にしました。
3色ホルダーのお値段は157円。(実際の購入価格は140円でした)
4色の場合は210円です。(実際にお店で買うときはもっと安いと思いますが)
ペン先側。透明で中身がスケスケ。
ノートなどに引っかけたりできるクリップ部分。この部分もカチャカチャとスライドします。
サイドのスライドの他にも上に押すところがあります。
シャープペンシル用ですね。サイドのスライドはどれも軽いです。
組立はなんの苦労もなく簡単だった。
実際に組み立てましたよ。
真ん中のところをくるくると回してはずして、
のぞき込むと穴が見えます。(写真にゴミついてるな・・)
あとは穴に芯を奥までこんな感じでいれるだけ。3色ボールペンの仕組みはどれもこんなもんですね。
全部セッティング完了。3本差し込むも数秒で終わり。
シャープペンシルも同じように入れるだけですよ。はあ、これだけでシャーペンが使えるって不思議ですね。
とりあえずキャップをもういっかいつけて、完成です。組立はシンプルで、特にテクニックはいりません。
おっと、ペン先についてる赤いのはとらないと書けませんね。あぶないあぶない。
赤いのを取って、もういっかいフタしました。
一番気になったシャープペンシルから早速出してみます。
セットして芯を出すときは、上のところ押してもいいんですけど、結構固いです。上を押さずにそのまま更に押しても芯が出てきます。でも、固いな・・。まあいいか。
実際に書いてみるの巻。
エマルジョンインク、色はブルーブラックです。
なかなか書きやすいです。さすがです。でも、写真をクリックして拡大してもらうとわかりますが、書き続けているとボールペン特有のペン先にインクの固まりができて書いてる部分につきます。その部分がやや乾きにくいですね。
0.4mmだから細いですね。細さもあって色の薄さが際だちます。書き心地はゴリゴリしてます。
ペン先に固まりがつかないのが、ジェルインクのいいところですよね。やっぱりもうちょい太いのがほしかったなあ。この細さ、細かい字を書くときはいいんですけどね。思いの外、薄いピンクでちょっと失敗した感あり・・。
シャープペンシル。太さは0.7mm。
最初から入ってる芯だと色が薄くて固いので、あとでBあたり買おうと思ってます。
やっぱりノックするところが固いのと、何かの拍子にロックがはずれて奥に戻ってしまうのがあれですけど、書くのは普通です。・・・慣れの問題かな?
プレフィールを使っての感想。
全部で500円もかからずにカスタマイズペンができたわけですが、書き心地はいいにしろ、外観がちょっと安っぽいデザインなのが残念です。希望としてはもうちょっと細身であってほしいのと、大人っぽい質感のがほしかったかなあ。
あとは、各種類のペン先の太さがそろってると有り難いというか。ジェルインクの太めがあれば最高で、ちょっと惜しい。
似たような商品で別メーカーでスタイルフィットというのが先にありましたが、安いのから高いのまでラインナップも豊富なので、どうもそっちの方に目がいってしまいます。スタイルフィットはジェットストリームが入れられるし、ホルダーが1000円もするデザインがあって、いいなと思いつつもボールペンにそこまで出すのも抵抗あったので今まで買っていませんでした。
んでも、毎日使う手帳にはお気に入りのデザインのペンを使いたいので、んー、来年度の手帳にはそれを使おうかと考え中です。
いずれにせよ、この手のカスタマイズできるペンは替え芯自体は安いので長く使いたい時は大変いいですね。
とりあえず、プレフィールはちょっとメモとったりスケッチしたり、しばらく活用してみたいと思います。
豆知識:
ボールペンはいろんな紙でも書けますが、インクジェット用紙の白い面側に書いてると突如書けなくなってしまうことがあります。なんなんでしょうね、なんかペン先にくっついちゃうんでしょうか。替え芯の説明にもありますけど、とりあえず気をつけましょう。
【追記】他にもカスタマイズできるペンあります。
別メーカーですが、他にも自分で好きなリフィルが入れられるカスタマイズペンがあります。参考までに。
コメント
はじめまして、とても興味深いです。
僕はインクを独自でつくりたくて、自分だけの色のボールペンです。
インクはつくれないものでしょうか?
と思い書き込みさせていただきました。